1301 - (株)極洋
株式会社 極洋
株式会社極洋(きょくよう、Kyokuyo Co., Ltd.)は、東京都港区に本社をおく日本の水産会社です。
水産品の貿易、加工、買い付け主力で、すしネタに強みがあります。
加工食品は業務用が軸です。
海外加工比率高い です。
概要を見てみましょう。
かつては日本水産、大洋漁業(現・マルハニチロ)とともに南氷洋や北洋において母船式捕鯨事業を展開する三大捕鯨会社の一つでした。
捕鯨が禁止され、更に200海里規制によりトロール漁業からも撤退した現在では、水産品の買い付け、加工、鰹・鮪の漁撈を主としています。
日本の大手水産会社で海まき船を所有しているのは同社グループとマルハニチロのみです。
また、同社の加工食品事業は缶詰を除けば業務用が中心であり、最終消費者が同社の製品を直接購入する機会は少ないです。
主な事業拠点
本社 東京都港区赤坂三丁目3番5号
札幌支社 北海道札幌市中央区北8条西18丁目35番地100
仙台支社 宮城県仙台市青葉区一番町二丁目10番17号
東京支社 東京都港区赤坂三丁目3番5号
名古屋支社 愛知県名古屋市東区東桜一丁目4番3号
大阪支社 大阪府大阪市北区曾根崎二丁目16番19号
広島支社 広島県広島市中区大手町二丁目7番10号
福岡支社 福岡県福岡市中央区舞鶴三丁目2番1号
塩釜研究所 宮城県塩竈市新浜町三丁目20番1号
Kyokuyo America Corporation 1200 Fifth Avenue, Suite 1575 Seattle, WA 98101-3131 U.S.A.
K&U Enterprise Co.,Ltd. 1289 Wichianchodok Rd., Ampur Muang, Samutskaron 74000, Thailand.
Kyokuyo Europe B.V. WTC Schiphol Airport, Schiphol Boulevard 193, 1118 BG Schiphol, The Netherlands
沿革
1937年(昭和12年)9月3日 - 母船式捕鯨事業・各種漁業・水産加工業を目的として、極洋捕鯨株式会社設立
1949年(昭和24年)5月 - 東京・大阪・名古屋の各証券取引所第1部に株式上場
1971年(昭和46年)1月 - 社名を株式会社極洋に変更
1971年(昭和46年)11月 - 子会社秋津冷蔵(現、キョクヨー秋津冷蔵)を設立し、冷蔵倉庫事業に進出
1976年(昭和51年)6月 - 捕鯨部門を日本共同捕鯨株式会社に譲渡
1980年(昭和55年)11月 - 冷凍食品製造子会社の極洋食品株式会社を設立
1986年(昭和61年)11月 - 冷蔵船子会社の秋津海運株式会社(後の極洋海運株式会社)を設立
1997年(平成9年)3月 - カツオ・マグロ事業子会社として極洋水産株式会社を設立(10月にカツオ・マグロ事業を営業譲渡)
1997年(平成9年)5月 - 本社を千代田区から現在地に移転
2005年(平成17年)5月 - タイに寿司商材の加工販売を主とする合弁会社K&U Enterprise Co.,Ltd.を設立
2007年(平成19年)8月 - あきんどスシローと戦略的業務提携
2014年(平成26年)3月 - 極洋海運株式会社を吸収合併。
関連人物
小笠原三九郎 - 元社長、第57代大蔵大臣等
法華津孝太 - 元社長、外務省調査局長、山階鳥類研究所専務理事等
黛治夫 - 海軍大佐、最上型重巡洋艦利根艦長
山地土佐太郎 - 初代社長、貴族院議員等
関連項目
・あきんどスシロー 業務提携をしている。
・カッパ・クリエイト 資本提携をしている。
お互いに発行済み株式の1%強を持ち合っている。
・中央魚類 極洋は同社の株式の2%強を保有する大株主である。
一方で、同社も極洋の株式を1%強保有する大株主である。
また、同社の社長は東京支社極洋会(極洋東京支社管内の協力会社による組織)の会長を務めている。
・ピクミン2 スペシャルサンクスとして作中に登場したお宝に協力。
・安藤麻貴 2016年のSUPER GTで「S Road CRAFT SPORTS GT-R “キョクヨーガール”」を務める。
・山内エレナ 2017年のSUPER GTで「S Road CRAFT SPORTS GT-R “キョクヨーガール”」を務める
株式会社極洋【1301】企業調査レポート
動画はフィスコ企業調査レポートTV です。
完成度としてはまだまだの感じはありますが、こういう新しい取り組みもしているのですね。
極洋の話ではないですけど、少し感心しました。
さて、投資判断ですが、時価総額は売上高の2割、営業利益率は1.5%で、自己資本比率は25%です。
割安感を感じます。
チャートは右肩上がりの上昇トレンドで、歴史的高値圏を突き進んでいます。
信用倍率は1倍前後で適度に空売りもあります。
新しいビジネスとは思いませんが、何気に企業は未だ着々と成長しています。
私の投資判断は買いで、おすすめ銘柄です。