20100802
2010.08.03 06:04
0249 嫉妬などする立場でもないのだし ひとり新聞を強く結う夜
0248 君がまだ幸せだったこの街をひとり歩いて迎える夕陽
0247 背を這わす指に震える君の肩 愛しさ溢れ思わずかぷり
0246 絡みつく君の中白い錠剤を入れて解き放つ準備をしてる
0245 熱帯のごとき部屋にて夜は更けて風に眠りを運ばせている
0244 この恋の頁何枚めくってもいつも新しい君の指先
0243 こんなにも長き時経ちてまだ君は我に片恋し続ける勇気