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KohagiUta

20100824

2010.08.25 02:13

0507 指先に触れることさえ出来なくて静かに見つめる君の唇


0506 忘れてる?でも言えなくてずるずると待ち続けてる帰り際のキス


0505 欲しいとは言われてないけど唇に触れていいのは君だけだから


0504 次に逢う約束なんか無いけれど君のために塗るリップクリーム


0503 窓越しの月はほわりと柔らかに微笑む君の想いにも似て


0502 ふたりきりになるとすぐに君くちびるを貪る も少し見つめあおうよ


0501 オレンジの月はまぁるく宙というプールに浮かぶ さみしく笑う


0500 着てもらうことなど無いと知りながら君に似合いの服に手は伸び


0499 ひとりきり空見て待つは人波の中聴き分ける君の足音


0498 携帯を広げて放置する君の白さが少し哀しくもあり


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夜、途中からなぜだか唇短歌をうたうことに。

日付を超えて、まだまだ続く唇短歌。