20100917
2010.09.20 06:36
0715 夕闇をゆうるりといく雲眺め君に恋した秋はまた来る
0714 夕闇にひとつ置かれた金星を眺めて君と歩きたい夜
0713 嘘つきな私を君は真実で包み溶かして消える境界
0712 今だけは君に幸せな嘘あげる 熱帯びた手は真実だけど
0711 平坦な僕の毎日に降り注ぐ君の言葉は豊穣の雨
0710 明日はもう他人に戻っているような危うさの上ゆらめくふたり
0709 恋人のふりしたふたり 真実は見えない いつかの終わりの日まで
0708 開けた窓からひんやりと流れくる秋の手触り頬撫でる朝