20101011

0948　想いだけ胸に閉じ込め蓋をした まだ言えないの 大声で「好き」

0947　留守中にルームランプが誰も居ない胸に灯った あぁひとりだわ

0946　濡れた頬拭う指先 君により傷付けられてまた癒されて

0945　理解など出来る筈なくただ君のそばに居る理由欲しかっただけ

0944　違いまで愛しく思えたあの日々に近付き過ぎた君よ、さよなら

0943　触れられたこの手に髪にまだ君の感触 錯覚だとしても良い

0942　欠ける月 闇は広がる胸の中灯す蝋燭に手を伸ばす吾

0941　君の名を呼ぶ夢の中 対岸の花 怖いくらい鮮やか過ぎて

0940　優しさに寄り掛かってはたくさんの想い抱えた 罪とは知らず

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「ちりぬるを（お）」。