20101017
2010.10.18 02:08
0987 また会えた時には君の体温を感じてみたいと秘密の約束
0986 指すらも触れない君が切なくて 「大切になんかしなくて良いよ」
0985 景色など眺めつつ隣の君の手に触れたくてでも遠過ぎて
0984 目の前でアールグレイを飲む君の腕に見蕩れた駅ナカのカフェ
0983 しわくちゃの真白なシーツ浮かぶ染み 真夜中の君を思い出す朝
0982 ぼんやりとアルコール漂う脳で君の切なさをシーツに映し
0981 毎日はただただ平らに過ぐ 心舞う日夢見た まだ見ぬ君に
0980 約束は出来なかったのいつだってやめられる恋と知っていたから
0979 唇に唇重ねるそれだけで崩してしまう君が悔しい
0978 想い出という名の重石集めては積み重ねる足元 生きるため
0977 のんびりと背中合わせで過ごす午後 残された時間 知らぬ振りして
0976 今君を抱き締められない恋ならばいらない…なんて言えるわけもなく
0975 後ろから抱き締めないでこの背中強がりの嘘見透かされてる
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「うゐ(い)のおくやま」。