20110213
2011.02.14 02:38
1500 アルコール理由に誰彼構わずに甘えてしまうよ メールを頂戴
1499 夜を裂き君の町へと飛ぶ電車 覚悟も出来ない僕を置いてく
1498 唇が微かに触れた瞬間に体駆け巡る恋の電熱
1497 僕らにはどうやら遅延があるようで擦れ違いばかりなのはそのせい
1496 出逢いから非公式だった僕たちは密かに重ねる路地裏のキス
1495 やわらかな説得は雨に流されて君はまた眠る脆すぎる殻
1494 ぼんやりと水音を聴くそれだけの逢瀬 触れずとも重なる鼓動
1493 月ひとつ震える夜に君と僕 違いを探し這わす唇
1492 難題に頭抱えるミステリー何故まだ君を好きでいるのか
1491 謝ってまた傷付けて謝って補修し強化されてく僕ら
1490 愛しさが溢れて君を味わっていたい舌裏で包み込む熱
1489 かき混ぜたその中指を咥えつつ悪戯な君は「味見」と嗤う
1488 褐色の想いは夜を裂いて飛ぶ眠れぬ君にキスの甘さを
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1491~1499は題詠blog2011のお題に沿って詠んだ歌です。
いつのまにやら1500首!!!(*´∇`)