20110214
2011.02.15 07:02
1510 泳がせておくなら苦しまないでいて嫉妬するなら抱きしめていて
1509 降る雪に真紅の炎隠しつつ真白なポーズで君を待つ駅
1508 ふられたという認識で良いですか「好きすぎるから離れる」なんて
1507 「暑いね」と千切られてゆく花びらの芯の放つ熱 白くなる窓
1506 好きになることだけでもう罪でした傷深め合う甘い接触
1505 空洞化していく胸に降り積もる冷たく白く短いメール
1504 一瞬だけきらきら光ったガラス片 終わりの合図で残す傷跡
1503 掃き溜めた恋の残骸溶かし込みチョコを作ろう終わらせるため
1502 僕が好きな君がまた僕を好きでいるただそれだけの静かな奇跡
1501 またあした。すてきなあした。褐色のあまいいろしたとろけるあした。
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1502~1503、1506~1507、1509~1510は題詠blog2011に寄稿したものです。