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KohagiUta

20110215

2011.02.16 08:16

1528 ただふたり恋を詰め込む鞄だけ抱えて歩こう白く居るため

1527 天上に紫紺の天鵞絨(びろうど)穴ひとつ覗きに行こうか白銀の宙(そら)

1526 ハリネズミみたいに丸まり待っている傷付いても良いなら寄っといで

1525 朝陽差すカーテン 隣に眠る君 至った経緯を問うても良いか ★

1524 あまりにもさっぱりとした朝でした 長すぎた恋を終えての目覚め ★

1523 定形に乗せた祈りは積もりゆく日々生まれては消えてく想い

1522 ひとりカフェ何を食べよう君という甘味無くした午後三時 晴れ

1521 陽だまりの時を過ごせる君と居て心は波打つ恋を欲しがる ☆

1520 真っ直ぐな恋くれるひと同じだけ返せたらいいね動かぬ鼓動 ☆

1519 どんなにか言葉尽くしても伝わらない「ただ君にここに居て欲しいだけ」 ★

1518 知らぬ間に繋がれていた君の庭 愛をおくれと哭いても良いか ★

1517 はっきりとさせれば迎えるかもしれぬ終わり延ばして今そばに居る

1516 強がりの睫毛にも紅いほっぺにもプリズムきらり雪解けの朝

1515 「君が好き」ただそれだけの明確な明日に伸びゆく揺れぬ白線 ☆

1514 まだチクリ刺さった棘は疼いてる 見ないふりして歩き出す今日 ☆


1513 顔逸らし俯くことしか出来ないでいる 真っ直ぐな視線はずるい ☆

1512 思うまま触れて欲しいの もどかしいくらいなら少し乱暴で良い ☆

1511 曖昧な言葉は「すき」と「さよなら」を引き摺ってゆく別々の明日 ☆

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★印のある歌は、題詠blog2011のお題に沿って詠んだものです。
☆印はどなたかへの返歌で詠んだ歌です。
いっぱい詠んだー!返歌たくさん頂いた日でした。