20110412
2011.04.13 01:56
1731 去る君の記憶のかけら散らばったこの街でまた咲き誇れ、春 ★(010:かけら)
1730 忘れ去るために抱えた菜の花の黄色 この春はひとりで歩く ★(009:菜)
1729 南北に伸びる国道 南へと向かった理由は君じゃないから ★(008:南北)
1728 今度こそ終わりにするとの決心は何度その手に壊されただろう ★(007:決)
1727 変わらないふりして違う二人称 強がりの君のサインに気付く ★(006:サイン)
1726 左側ばかり気になる 乗り慣れた運転席で君を待つ駅 ★(005:乗)
1725 君さえも見えなくなった嫉妬とか疑心黒々と視界は掠れ ★(004:疑)
1724 青空に舞う桜花もう君と歩けないはずの公園ひとり ★(003:公園)
1723 しばらくは休暇を取ります四六時中君ばかり恋う日々に疲れて ★(002:暇)
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★印のある歌は、題詠blog2010のお題に沿って詠んだものです。