20111206

2338　笑ってて欲しいだけだった幸せにしたくて無駄足掻きばかりした

2337　各駅に停まる電車で緊張と不安を育てる約束の朝

2336　いつだって痛みに泣いた君の笑顔は傷口を広げる硝子

2335　優しさの在庫が切れた 優しさを拒絶した君のせいだと泣いた

2334　携帯の電波も電池も問題なしメールが来ない理由を探す

2333　浮き沈みしているうちが恋でした そんなことすら忘れてました

2332　ただそばに居るだけの簡単なことすらお伽話みたいに遠い ☆

2331　君と居て次々言葉は湧き出して溢れ溢れて睫毛も濡れて ☆

2330　繋がれたまま足掻いても微笑みに動けなくなる甘い束縛　☆

2329　好きだよと言いつつ離れてみたりまた近付いてみたり何の罠なの

2328　複雑な独占欲で縛られて恋さえくれぬ君は微笑む　☆

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☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。