20120102
2012.01.03 03:19
2478 できるなら闇を知らぬままやわらかな夕陽のなかのサヨナラがいい
2477 距離は一番の緩衝材だった遠すぎるまま終わればよかった
2476 離れてる間にきっと美化された近づけばまた傷つくだけだ
2475 不用意なたったひとことでもう一度繋がる糸をぷつりと切った
2474 キリキリと悲鳴を上げる胃を撫でて君を切り離す準備をしてる
2473 この夜を持て余してる身の内に渦巻く靄をほぅと吐き出し
2472 やわらかな言葉をくれた意味なんてないね 特別じゃないと嗤って
2471 何度でも初恋をする残酷なこどもでいたい夢のなかでは
2470 大人とはこんなに軽やかなものか キスの重さも スキの重さも
2469 本物にできないけれど本物のように震える恋する矛盾
2468 微笑みをくれたその眼は簡単な恋しか見ていないね かなしい
2467 きらきらとばら撒かれてた言葉粒 わたしでなくてもよかったみたい
2466 本物をくれない人に恋をする狡さ気楽さ少し淋しさ