20120227
2012.02.29 01:38
2766 薄ぺらな言葉はミルクに張った膜 痛みばかりを与える甘さ
2765 思いやる心はないの何度でも黒い扉を開いたあなた
2764 今晩も月は下弦だチェシャ猫は独り楽しげに夜空で嗤う
2763 すきだからすきでもすきだすきなのに 堂々巡りでまた見えぬ解
2762 どこに身を置いてもやはり遠い気がしてる離れる練習をする
2761 さようならここでわたしは変わりなく雑踏として生きていくから
2760 距離だとか限界だとか何となく見えた気がしてわたしを消した