20120407

3057　あいたい と一言呟くことすらも出来ないタイムラインのひとに

3056　ついさっき別れた君にもう一度会いたいメールが告げる温度差

3055　視線すら合わせられない距離にいてわたしが君で埋められてゆく

3054　ひとりだけ上がった熱に気付いてる横顔の君ばかり見ている

3053　ぷらぷらと揺れてる右手そっと手を滑り込ませてみたい 恋かな

3052　息苦しい二酸化炭素がふたりぶん満ちた部屋にて触れられもせず

3051　キスさえも出来ない君が愛しくてバランスゆれる距離３センチ

3050　理由など言い訳だった君の手に頬に唇にいま触れるため

3049　最後には拒んだ人を想うとき不足のわたしをまた知る春夜

3048　二回目をください居心地悪そうなあのてのひらをまた攫うため

3047　こんなんでよかったのかな諦めるために始めた恋に似たコト