20120806
2012.09.03 07:26
3721 日常に混ぜてしまえば薄まるか鮮やかすぎる夏が消えない
3720 過去にしてしまいたくなるまだ肌に残る微熱が消えない夏は
3719 少しだけ視線がこわい わたしごと全て見透かす君のくちづけ
3718 ふわふわと撫でる黒髪 首筋をいまだけ独り占めしてほしい
3717 やわらかな熱が離れず触れられた部位から咲いてしまう彩花
3716 こぼれ出るような吐息でその耳をくすぐりながらほどいてく壁
3715 動かない心そのまま詠むように君に素足で踏み入りたくて
3714 笑い声飛び交うさなかいつだって少し離れた君がさみしい
3713 人混みを追ってくる君 声すらもかけられないね秘めた恋なら