20120811

3753　嘘なんていらない心の在り処さえ見つからぬまま交わすくちづけ　☆

3752　眠るまで声が聴きたいやわらかな心で朝を迎えるために

3751　やわらかな笑みで欲しいと言う人の強い指先に惑わされてる

3750　くちづけを何度か交わすそれだけの解放青い青い僕らは　☆

3749　唇の感触はもう消えていて触れた夜だけ消えてくれない

3748　だいじならよそ見しないで恋なんて簡単に消えてしまうと知って

3747　大切だなんて無闇に言わないでいつでも離してしまえる右手

3746　解き放つキスを頂戴まっすぐな青い恋でも構わないから　☆

3745　毎日が君で埋められてゆくようだ寝不足でさえいとおしい朝

3744　幾度でも零れ零れる「あいたい」の言葉数えてまた朝がくる

3743　知らぬ間に深まってゆく恋らしい落ちたことさえ気づかなかった

3742　甘く濃く深くとろける声をしてほしいだなんてやめて崩れる

3741　甘やかな音で名前を呼ばないで羽も無いのに飛んでいきそう

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☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。