20130326
2013.03.27 02:03
4361 星空を飛ぶうちいつか星屑になれる気がする一目輝く ☆
4360 ツメの甘いところがキライ最後まで残したいちごを落とすとことか
4359 星空を浮遊する間に見つかるか失くしたあなたへの執着は ☆
4358 深考の宇宙を泳ぐ一度きりの着信音を遠く聞きつつ ☆
4357 脳みそが死んでしまった動かない心に理由を探し続けて
4356 ぴったりと心にはまらなくなった「すき」を深くに深くに仕舞う
4355 花びらがまた落ちている いつだって恋は知らずに枯れてしまうね
4354 携帯を放置しているあれほどに待ったメールも未読のままで
4353 細枝に花は咲くのか春がくるたびに足りないものばかり知る
4352 暗闇のはずが水色の夜だったドアの向こうに春はひろがる
4351 僕らには僕らの春だ冬枯れの木のした握り合ったてのひら
4350 若緑色の帽子をかぶってるまだ遠すぎる春風を呼ぶ
4349 言わなくていいことばかり前置きとじゃあで終わった最後の会話
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☆印は他の方への返歌として詠んだ歌です。