2013/6/24
2013.07.04 11:08
4638 ただ一人きりのリストに避難する世界の音を断ち切る安堵
4637 いなくてもいいんだなってふと思う「今日は」「ここでは」と誤魔化してみる
4636 たくさんの人が行き交う場所にいて独りは一人よりもかなしい
4635 目隠しが取れないことは知っていて伸ばされる手をただ待っている
4634 咲き誇るまま夏はくる早々に枯れているはずだった心は
4633 見えてないならきみのせい目隠しをされたまま抱かれる役どころ
4632 一輪の想いを無造作に抱いて枯れる日をただ待ち続けてる
4631 立ち位置を鋭角にするここからはきみを見ないでそばにいられる
4630 待っているだけじゃ溢れる栓をするためにいま飛び乗る夜行バス