Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

KohagiUta

2013/8/9

2013.09.10 02:51

4866 一歩ずつ歩幅が小さくなってゆくたぶん最後になる帰り道
4865 ずっと手を繋いでいようずっと手を繋げないわたしたちの日々に
4864 触れ合ったままで時間は過ぎてゆく夢の終わりはすぐそこにある
4863 打ち上がる花火で気づかないふりをしておく腰に添えられた手に
4862 あまりにも楽しすぎるからもうこれはたぶんしあわせ(あのまぼろしの)
4861 こんなにも楽しいんだな楽しいの種類が違うくらい楽しい
4860 おそろいのストラップを分け合っている離れる明日を迎え撃つため
4859 夢の国なのだし夢を叶えてるすべて忘れて手をとり歩く
4858 行き先はずっと夢みていたところ消えないようにフリスクを噛む
4857 どこいこう?なんて悩むのも贅沢な時間と知っているふたりには
4856 あたりまえみたいなことが特別でゆっくり弱火で焼く目玉焼き
4855 生まれたてみたいにひらく角膜が最初に映すものになる朝
4854 目覚めたくなくなる朝だやわらかな寝息にじっと耳をすまして
4853 当たり前みたいな手順でひらかれてすべてがきみで満たされてゆく
4852 数ヶ月ぶりのくちづけ触れられた瞬間すきが駆け抜けてゆく
4851 手をつなぎおんなじ道を帰る夜きみとの今日がまだ終わらない
4850 足首の鎖はきみに囚われたしるしやさしく繋いでほしい
4849 ささやかなお祝いをするお互いが生まれてここにいる偶然に
4848 満天のプラネタリウム手をつなぎ見あげる奇跡みたいな午後に
4847 穏やかな心でいられる金曜の駅はじめてのきみにまた逢う
4846 言えそうにないね頭を撫でているこの手のひらを朝までほしい☆
4845 カフェオレをお代わりしてるもう少し大人であれば違った末路☆
4844 あの夏を保存している少しだけ泣きたくなった時に取り出す☆