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KohagiUta

2014/7/4

2014.07.05 06:58

6240 角膜にあなたを刻むはじめての朝おはよって抱いて鳴かせて
6239 きみの街ゆきの電車に飛び乗ってしまえないから降り出した雨
6238 灰色の空雨がくる雨がくるあなたの街にさっきいた雨
6237 夕暮れは深く深くなりわたしだけ動けないまま灯るコンビニ
6236 待ってとかもう少しとか言わないし言えないディスプレイに落とす思慕
6235 ふいにくるせつなさ「またね」と交わし合うしちがつ夜のはじまる間際
6234 目を閉じて夢に落ちればあの頃が迎えに来るからもう眠れない
6233 このきずの消える日はなく見ないふりだけして生きていこうと思う
6232 恋ばかり見ている目をしてごまかしてしまう確かに刻まれたきず
6231 リハビリがまた必要だこのようなわたしがわたしを認めるための
6230 また少し嫌いになってしまってた取り返せない過去のわたしは
6229 まだ傷として鮮やかなあの頃の痛みばかりが浮かぶ真夜中
6228 だいたいのレールはすべて未来へとうまく繋がる 負けたっていい