2014/9/8
2014.09.29 07:27
6577 しあわせをひとつ手離すそれぞれのしあわせのかたちもわからずに☆
6576 きみの街より二度低い町に住みこころもきっと二度ほど低い
6575 しあわせを望むなら手を離します全てこうして終わらせてきた
6574 さみしさを与えてばかり覚悟など無いけどいつでも手離していい
6573 ひとりでも大丈夫だと思い込むまずは自分を騙すとこから
6572 いつだって心配ばかりするひとに触れたくなるから遠ざけておく
6571 言動の結果としての沈黙が遠いあなたを隔ててくれる
6570 ただじっとわたしのなかに夜明けとか安らぎだとか待っていたひと
6569 呼び捨てに返事はしないと決めてから眠りに落ちる最後の夜は
6568 少しだけヒールの高い靴を履くあなたのわたしでなくなるために
6567 灰色を重ねてつくる憂鬱なあした知らないふたりに戻る
6566 こんなにも健康的な反抗にあなたは感謝してくれていい
6565 借りていた傘に挟んでしまいこむさよなら次の雨の夜まで☆
6564 心ごとくれるひとしか愛さない隣で月を見てくれますか
6563 愛しげに抱くひとの胸にうずまってかすかに思い出すきみの熱
6562 手を引いてくれる人ならついていく撫でてくれたら心を渡す
6561 いつまでも好きでいられるわけじゃなく明日の目蓋は雨になります
6560 またあした、なんて言うけどあすもまたあなたといるとは限らないでしょ