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KohagiUta

2014/9/12

2014.09.29 07:28

6588 対極のふたりならもう手を離す愛しい人だった夏が終わる
6587 恋になればよかった黒い階段をひりひり下る俯く秋に
6586 冷えた足先を投げ出しひとり寝の部屋にしんしんしんしんと秋
6585 かたかたと窓を鳴らした秋風に誰もいないと告げられている
6584 ぺたぺたと近づいてくる足音はちいさなあかいてのひらの秋
6583 遠ければ忘れてしまえる気がしてる黒髪、八重歯、かたいてのひら
6582 マイナスを投げてぶつけて跳ね返るマイナスだったもので傷つく
6581 あの日からちょうど一年目の今日もいつもと同じ朝のおはよう