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KohagiUta

2015/1/30

2015.02.02 23:51

7317 眠い目をこすれば浮かぶ手の熱が消える日を待つ走り出すため
7316 手放してしまえば楽になれますかひとりで冬の夜更けを歩く
7315 (つかれた)と吐き出すことが増えていき向かい合うたび小さくなった
7314 沈黙のままいられたらうまくいくきみを微かに消してゆくこと
7313 あのひとの心の隅で揺れてみる今日もまだほどけない蕾で
7312 いつかくる未来の予習をしてるようあなたの居ないこの数日は
7311 あのひとの憂鬱に気づかないままに雨の朝ねむい一日でいく
7310 どこまでもあなたがよくて振り切った手ばかり見つめ夜を堪える
7309 想いあうことは正しく唇にふれない正しさもあるらしい
7308 唯一の人になれないことなんて知っているから背を追う視線
7307 手放せば少しは楽になれそうだ誰かのものになってしまえよ
7306 息ばかり吐き出す夜に穴ぼこの心を早く殺してほしい
7305 約束をちいさく守りたいのですいつかいいこ、と言われる日まで