2015/2/14
2015.02.26 00:28
7482 矢のように過ぎ去ればいい抱きしめる声にすべてを話せる日まで
7481 崩れてはいけないときだ体温を持つ文字たちを繰り返し読む
7480 話したいことばかりあるそしてそれ以上に触れたいとばかり思う
7479 痛みだけ与える音が溢れだし価値も持たないわたしを包む
7478 057:析/分析をお願いしますこの好きは親しみ、友情、敬意、それとも
7477 ただじっと耐える夜更けにあのひとをもう呼ばないと決めたのだから
7476 056:リボン/失ったリボンを探すこのゆびときみとをゆるく結んだ夜の
7475 055:夫/冷ややかな夜を流離い掃除夫は吐き捨てられた恋を弔う
7474 054:踵/やや淡く傷ついているすこしだけ逸れた踵をきみへ揃える
7473 053:腐/もう既に腐りつつある事実には気づかないまま甘い足枷