第一回 鳥歌会
去る5月16日、第一回鳥歌会を無事開催することができました。
参加してくださった皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
ここに、鳥歌会の内容や、第一回の歌会の様子についてご紹介を兼ねて記しておきます。
当日ご参加いただいたのは、福山桃歌さん(with ごもかちゃん0歳)、とみいえひろこさん、鳩麦さん、羽島かよ子さん、深川青さん、じゃこさん、牛隆佑さん、なつおさん、草野浩一さん、千原こはぎの10名でした。
残念ながら龍翔さんは欠席で詠草のみのご参加となりました。
これが歌会初参加となる方が4名、ベテランの方、歌会を主宰している方、年代も歌の傾向も様々な方にお集まりいただきました。おかげで歌の読みもとても広がったと思います。
初参加の方々も、初めてとは思えない深い読みを披露してくださいました。すごい!とただただ感動でした。
第一回鳥歌会では、題詠「羽」とテーマ詠「新緑」のあわせて二首をご提出いただきました。
無記名式で事前に詠草をメイティで開示。
当日一つずつ評をしていき、一番最後にそれぞれ一番好きな歌に投票していただきます。
一位の方(各一名)には「鳥賞」として賞状を進呈。表彰式をします。
そして、鳥賞のお二人に自分が一番好きだった歌を選んでいただき「雛賞」を進呈。
(投票で2位の歌が選ばれるとは限りません。あくまで一位の方の好きな歌、です。)
雛賞の賞状には鳥賞の方のお名前を頂戴し、鳥賞の方による表彰式をしていただきます。
最後に全ての詠草の作者を発表し、一位以外の得票なども発表。質問タイムを設けます。読みについて尋ねたり、歌について自由に話していただけます。ここで初めて発見することもいろいろとあり、とても勉強になりました。
ちなみに、歌会の始めには「詠草本」をお配りします。
詠草やメモ欄、参加者のお名前などが一冊にまとまった冊子です。
歌会の詠草の用紙はすぐにバラバラになってしまったり、保存に困ったりすることがありました。冊子にすることで今回の歌会の全てをまとめて保存しておける形を取りました。たくさん書き込みをして、世界に一つのメモリアルブックにしていただけたらとの思いからです。
尚、最後のページは、鳥賞・雛賞の賞状(シール状)を貼り付けられる仕様になっています。
受賞された方はここにぺたりと貼り付けてお持ち帰りください。
第一回鳥歌会
◎題詠「羽」
★鳥賞
夕暮れに羽持つものは溶けてゆき取り残されていつもの駅だ /千原こはぎ
★雛賞(千原こはぎ 選)
(詠草非公開) /牛隆佑
◎テーマ詠「新緑」
★鳥賞
(詠草非公開) /牛隆佑
★雛賞(牛隆佑 選)
はじめからみどりごの昏さ見つめいるまぶた葉桜の頃を過ぎて /とみいえひろこ
今回はせっかくの第一回鳥歌会なのに、大変申し訳なくありがたいことに、わたしが題詠の鳥賞をいただいてしまいました…歌会で一番なんてありえなかったのでびっくりです…(¦3_ヽ)_
そして、牛さんがテーマ詠の鳥賞、さらに題詠の雛賞とダブル受賞。早速賞状を二枚かっさらってゆかれました。さすがです。
テーマ詠の雛賞はとみいえひろこさん。評の際、みんながうんうんと唸らされたとても興味深い歌でした。
歌会への参加を迷っている方の第一歩として、また、子連れでの歌会参加への可能性を探る…等、鳥歌会でやっていきたいことがひとまず実現した第一回でした。
なにより、ほんとにほんとに楽しい時間でした。
それはひとえに参加してくださった皆さんのおかげだと心から感謝しています。
今後も「楽しかった!また行きたい!」と言っていただける歌会を開催できたらなと思います。
今回ご参加くださった皆さんも、そうでない皆さんも、ぜひぜひ次回鳥歌会でお会いしましょう(*´∇`)
そして詠草本と賞状、いっぱい集めてくださいね!(・∀・)✧
鳥歌会は、あなたのご参加をお待ちしております!(*´∇`)ノ