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KohagiUta

第十一回 鳥歌会

2016.10.12 08:27

去る10月9日、「第十一回鳥歌会@岡山」を開催しました。
参加してくださった皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました!
ここに、当日の様子についてご報告とご紹介を兼ねて記しておきます。

今回ご参加いただいたのは、川上まなみ、宮嶋いつく、葛紗、かつらいす、大橋春人、田丸まひる、紀水章生、水嶋晴菜、知己凛、二葉吾郎、楔麟太、千原こはぎの12名でした。(敬称略/順不同)

会場は昨年の岡山鳥歌会と同じく岡山駅前のとある会議室をお借りしました。
前回より広い会議室しか空いてなかったので少し広すぎるかな?と心配していましたが、ちょうどいいサイズでした。目の前に懇親会会場(焼き鳥屋さん)もあるという素晴らしい会場です。

メンバーも揃い、まずは自己紹介、歌会の流れの説明を終え、そこから順に評をしてゆきます。
こちらから指名する前に皆さんがどんどん発言してくださったおかげで、たくさんの意見が飛び交い、余るかな?と思っていた時間もちょうどいいくらいで終えることができました。
途中で20分の休憩をはさみつつ、12首の評を無事終え、最後に好きな歌に投票していただきました。
投票は一人2点の持ち点制。一首に2点でも、二首に1点ずつでもOKです。
一番得票が多かった方には「鳥賞」として賞状を進呈。そして、鳥賞の方に自分が一番好きだった歌を選んでいただき「雛賞」を進呈。(投票で2位の歌が選ばれるとは限りません。あくまで一位の方の好きな歌、です。)
雛賞の賞状には鳥賞の方のお名前をいただき、表彰式をしていただきます。
最後に全ての詠草の作者を発表し、一位以外の得票なども発表。
その後は、質問タイムです。読みについて尋ねたり、歌について自由に話していただけます。

今回はお題「休」でお一人一首をご提出いただきました。
さてさて、今回の鳥賞・雛賞は…?



第十一回鳥歌会
◎お題「休」

★鳥賞(6票)
 (詠草非公開) /川上まなみ

★雛賞(川上まなみ 選/3票)
 四分休符みたいな昆布みたいに床にたおれている金曜日 /二葉吾郎
・「みたいな」「みたいに」の重複が気になる
・「四分休符」で形を、「昆布」で柔らかさを表現しているので二つの比喩は必要である
・3句目の字足らずが気になる
・語順の入れ替えでもっとすっきりしたかもしれないが、「四分休符」から入ることでインパクトが生まれている
・金曜のいつの時間なのかわからない。夜、など時間帯が入ればもっとリアル感が出るのでは
・二重の比喩や言葉の重複など挑戦する気概を感じる

今回は票が偏り0票が多い中、6票を獲得した川上まなみさんの歌が鳥賞を受賞されました。
そして川上さんが選んだ雛賞は評の議論が大変白熱した二葉吾郎さんのお歌でした。
おめでとうございます!!(*´∇`)ノノ""""パチパチ☆



歌会後は、昨年もお世話になった会場目の前の焼き鳥屋さんにて、歌会メンバー7名にしんくわさんを加えた8名で懇親会がスタート。様々な短歌な話題で盛り上がりました。(特にしんくわさんの新歌集について…!)

今回も本当に楽しい時間となり、参加してくださった皆さんには心から感謝しています。ありがとうございました。ご参加くださった皆さん、応援してくださった皆さん、ぜひぜひまた次回の鳥歌会でお会いできることを楽しみにしております!(*´ω`)

さてこはぎ的今回のハイライトは…
・かつさんはテクニシャン
・童話におけるうさぎのスター性
・ゴジラ対モスラ
・まひるさんはぶったぎってくれる(byはちさん)
・知己凛こはぎ安定のエロ読み
…です!( `・ω・´)