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KohagiUta

心の花京都歌会

2017.06.08 14:20

今日は「心の花京都歌会」にお邪魔してきました。

初めての心の花の歌会、知ってる方が来ているのかどうかもわからないまま不安でしたが、一番不安だったのはシステムを知らないこと。
最初は戸惑いましたが、皆さん親切に教えてくださったので問題なく楽しむことができました。
これから参加される方もおられるかもしれないし、せっかくなのでここに簡単なレポートを書いておきます。
心の花京都歌会に参加してみたい方の参考になりますように。


会場は京都駅から徒歩数分のビルの三階。会議室の場所が少しわかりにくいかもしれません。
古くて狭い階段を上がって右手の会議室です。

まず詠草集が配られます。題詠と自由詠一枚ずつ。
歌会が始まるまでは詠草を下読みし、始まるのを待ちましょう。
びっくりしたのは、開始時刻の18時半を過ぎてもまだ全然人が揃わないこと。
平日の夜ということでお仕事の方などもおられるようで、全員揃わなくてもある程度時間が経つと始めるようです。

歌会が始まるとまず最初に、皆で数首ずつ、全ての詠草を音読します。
歌を音で聞くことを大切にしているからというお話でした。
その後、題詠と自由詠からそれぞれ一首選をし、手を挙げて投票します。
得票の多い歌から、主に選をした人がメインで評をしていきます。
票の入った歌の評がすべて終わると、0票の歌にも座席順で一言だけ評をつけていきます。
最後に作者が名乗りを挙げて終了です。18時半~20時半まで、2時間弱でした。

今回は題詠・自由詠それぞれ15首ずつ、計30首。
投票は1/15を選ぶわけで、1票入れば誰かの一番になれたということです。
わたしは題詠で一位タイの3票をいただきました。
次回の歌会のお題は一位の人が決めるそうで、初参加なのにそんな大役もいただいてしまいました…。
しかし自由詠は0。当日渡されてざっと読んでもらう歌としては深読みが必要でわかりにくかったかもしれない。この辺はいつもバランスが難しいところです。(というようなお話を懇親会でしました)

年齢層が高めの歌会だとやはり普段わたしが参加している歌会とは違った歌が出てくるし、読み方も違う部分があってとても勉強になりました。
特に感じたのは、わたしが(軽すぎて内容があまりないな)と思った歌でも点を取っていて、理由が「軽さがいい」だったり、(これは歌意がわからないし景を隠し過ぎているな)と思った歌も「意味がないのがいい、きっと何も言いたくない歌」という理由で評価されていた辺りです。面白い。
所変われば人も変わり歌も変わる。あちこちの歌会にお邪魔する楽しさはここにあるなぁと感じました。


さて懇親会は近くの「いつもの」お店。
心の花らしいというかなんというか噂通り皆さんガンガン飲まれますね…ワインがボトルでどんどん出てくる懇親会とか初めてです…。
わたしは生ビール(小)とシャンディガフだけであとはジュースを飲んでいましたが、いっぱい飲めたら楽しいだろうなぁ、クソゥ…と思わずにいられませんでした。飲まなくてもおしゃべりはいっぱいさせていただきました。

年齢層が高いので若い皆さんにどんどん来てもらいたい、と仰っておられました。
今日の歌会も実は心の花の会員は半分くらいで、他の結社に所属しつつ定期的にこの歌会に参加しているという方もおられたようです。年齢層の高めな結社の歌会であっても、オープンな場所なんですね。
京都で平日の夜に歌会に参加したい方、心の花が気になっている方、おいしいお酒を飲みたい方は、参加されるといいかもしれません。
わたしもまた機会を見つけてお邪魔させていただこうと思います。

突然やってきた見ず知らずの者を優しく受け入れてくださった心の花京都歌会の皆さん、今日は本当にありがとうございました!