第二十六回鳥歌会
去る10月17日土曜日、3ヶ月ぶりとなる鳥歌会を開催しました。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
ここに、当日の様子についてご報告とご紹介を兼ねて記しておきます。
今回ご参加いただいたのは、橋爪志保、雨虎俊寛、雀來豆、泳二、toron*、涸れ井戸、千原こはぎの7名でした。(敬称略/五十音順)
会場は2年近くぶりとなる、大阪中崎町の会議室をお借りしました。
コロナ対策ということで、窓を全開にして、定員の半分以下の人数で間隔を空けて座り、できる限り距離を置いての歌会となりました。
早めに着いたおふたりが机の準備などをしてくださっていたおかげで、とてもスムーズに会を始めることができました。ありがとうございます!!( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
最初に手早く自己紹介を終え、早速歌会の開始です。
事前に提出いただいた歌を一首15分ほどかけて順番にじっくりと評してゆき、一番最後に投票をします。投票は一人2点の持ち点制。一番得票が多かった方には「鳥賞」として賞状を進呈。
そして、鳥賞の方に自分が一番好きだった歌を選んでいただき「雛賞」を進呈。(投票で2位の歌が選ばれるとは限りません。あくまで一位の方の好きな歌です。)
雛賞の賞状には鳥賞の方のお名前をいただき、表彰式をしていただきます。
最後に全ての詠草の作者を発表し、一位以外の得票なども発表。
その後は、質問タイムです。読みについて尋ねたり、歌について自由に話していただけます。
今回も終始和やかに楽しい歌会となりました。
お題は「離」。お一人一首をご提出いただきました。
さてさて、今回の鳥賞・雛賞は…?
第二十六回鳥歌会
◎お題「離」
★鳥賞(5票)
離れるか離れないかのうちにすぐ遠景となる街を厭えり /雀來豆
★鳥賞(5票)
切手より一羽うさぎを切り離す力にきみがまぶたを閉じる /toron*
★雛賞(雀來豆 選/4票)
旅客機の貨物庫の扉(ドア)が外れて離島にパラソルチョコ降り注ぐ /涸れ井戸
★雛賞(toron* 選/4票)
非公開 /橋爪志保
今回は、同票一位で鳥賞がふたつ出ました。
そして鳥賞のふたりがそれぞれ雛賞(偶然にも同票2位のおふたり!)を選び、7名中4名に賞状を持ち帰っていただくこととなりました。
皆さん、おめでとうございます!!(*´∇`)ノノ""""パチパチ☆
コロナ禍の大阪での開催ということもあり、今回は懇親会はなしで、そのまま解散となり、少しさみしい歌会終わりでしたが、対面で歌会ができることはほんとうに楽しくしあわせなことでした。
少人数であったにもかかわらず、たくさん発言をいただき、詠草本も書き込みでいっぱいになりました。
今回も本当に充実した時間となり、参加してくださった皆さんには心から感謝しています。ありがとうございました。
ご参加くださった皆さん、応援してくださった皆さん、これをお読みの皆さん、ぜひぜひ次回の鳥歌会でお会いできることを楽しみにしております!(*´ω`)