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小学校外国語授業づくり研究会

【Report】2022.5.5(木・祝)小学校外国語授業づくり研究会5月プレミアムセミナーⅠ「小学校外国語 なんのために 今できること」(ゲスト:上智大学短期大学部教授 狩野晶子先生)開催報告

2022.05.14 08:52

2022.5.5(木祝)に5月プレミアムセミナーPart1を開催しました。

ゲストに上智大学短期大学部教授 狩野晶子先生をお招きして、「小学校外国語 なんのために 今できること」のテーマのもと、お話しいただきました。

参加者の皆さんからの感想です。

・とても勉強になりました。頭ではわかっているのですが、いざ授業が始まるとこうでなければいけない。子どもをここまでにできるようにさせないといけないとやり過ぎてしまいます。子どもに…と言っていますが、これは自分自身が目に見えた子どもの変化がないことご不安なのだと思います。教えた結果が見えないことへの不安と言いますか…。今日はその誤りに気づけました。何が正しいのか、なにが絶対なのかはわかりませんし、ないと思いますが、今、自分ができる最善のことをしていきたいと思います。中学のための英語ではなく、小学校だからできる英語です。とてもスッキリしました。ありがとうございました。

・主体的な態度にある「粘り強さ」は我々教員自身も挫けず持っていかないとだなと痛感しています。頑張ります。

・ゴールを欲張り過ぎない、見とりをあせらない、ゆるく見守る、伝えたい気持ちを大切にする、と言う言葉が今の自分に響きました。明日から意識していきたいです。

・現在の外国語教育における小中学校間のギャップを埋めるためには、指導方法や指導内容においてもう少し小学校側が中学校側に寄り添う必要があるのではないかと考えたこともありましたが、本日の講義にて、まずはやはり児童の発達段階や認知レベルを正確に捉える、丁寧に見守ることが大切だということを改めて気づかされました。焦らないように、日々1つひとつ積み重ねていきたいと思います。

・狩野先生には、我々の実践の理論的な裏付けや、アメリカにおけるESLの実践の紹介をいただき非常に勉強になりました。ありがとうございました。

・児童が書いた物に間違いが多いことは当たり前のことだと再認識しました。いつも全て教師が添削するのではなく、児童同士で見合って気付かせていく方法も取り入れていきたいと思いました。

・何のために小学生に外国語を指導するのか?と疑問の声を沢山聴いてきました。それに対して自分なりのポリシーを持ってきたつもりですが、狩野先生のお話のおかげで改めて間違っていなかった!と自分の背中を後押ししていただけたような気がします。

・変化して行く国際社会、日本の立ち位置、その中での英語教育。指導者として、今、この時点で心がけるべき事は何か、見直さなければならない事は何か。視野を広くしてとらえた上で、小学校の英語だからこそ大切にすべき事へつなげる。自覚する。大いに共感すると共に、見直すべきポイントを整理して頂けました。

・文字指導を焦ってはいけない。間違えながら学んでいく。実は指導者側には英語運用能力を求められるってことを再認識しました。

・大きな視点に立って教えていただき、自分が性急な読み書きの指導をしていたのだと気付きました。自然な英語の環境作り、焦らないで、音を楽しむ、書きたいと思うような言語活動の工夫をしていきたいと思います。

・正確さより、子ども達の「伝えたい気持ちや思い」を大切にしていきたいと改めて思いました。子ども達の発達段階に応じた指導ができるよう工夫して指導していきたいと思います。

・先生の笑顔を拝見しているだけでも元気をいただきましたが、明日から頑張ろうという元気のいただける内容のご講演でした。

・ニューヨークの先生たちが、子ども達にのびのびと自己表現をさせておられることに驚きました。日本の学校は、始めから答えが用意されている感がすごいというか、「こうあるべき」という考えが強すぎるというか、とても窮屈です。それよりも子ども達の独自性を認めるところ、そこを伸ばそうとする姿勢。言語教育という枠を超えて見直していかなくてはいけないことがたくさんあると感じました。子ども達が表現した作文は、とても分かりにくいのにそこを一人ひとり丁寧に正しい文を書き添えるなどして返していくところからも、普段からの子どもとの関りを大切にしておられるのが分かりました。見習いたいです。大文字dominantや鏡文字の話など、普段指導しているなかでよくあることだったので、とてもうなずくことができ、勉強になりました。ありがとうございました。

・狩野晶子先生のお話は、何度聞いても元気をいただけます。ゴールを欲張りすぎず、ことばの面白さ、楽しさを体感できる授業にしていけたらと思います。素敵なセミナーを企画していただき、ありがとうございました。

・小学校においては、まずは言いたくなる、書きたくなる目的、場面設定を行って、間違えてもいいから言う書く、そして読むことから、だんだんと身に付けていくことなのだと思います。間違えは気づきを促す第一歩だと思いました。

・小学校の指導について大切なことをたくさん教えていただきました。間違いがある、うまく書けないことがあるのは、学びの過程にあるからこそここまできたので、これから成長していく過程にあるということ。間違いながら学ぶという、そういう段取りだから、この先に正しく書けるようになる見通しがあるということ。小学校の時期にこそ、音韻認識を育て、英語の基礎体力をつけておきたいものです。時間がないととばしてしまいがちな歌ですが、歌う時間も低学年から大切にしたいと思います。ありがとうございました。

・読み書きだけでなく、外国語教育全体において「長期的な視野」で、丁寧に子どもの育ちを見取ることの重要性を改めて学ばせていただきました。

・海外でのプリスクールの取り組みについて初めは外国でのことと思って聞いていましたが、言語の獲得のことが詳しく知れてとても参考になりました。まだまだ自分が知らないことが多いんだなと実感しました。

・英語圏の児童の英語獲得の流れはとても興味深く、また学習を焦らずともいいと思えました。ありがとうございました。

・狩野先生のお話は、焦る気持ち一杯のこの時期に大切な気付きを下さいました。母国語でさえ習得が困難なのに、外国語を学ぶ難しさを思い出し、気が引き締まる思いでした。大人はもちろん、小学生も忘れる。繰り返し積み上げつづけていくことですね。そして、注意されて間違いに気付いても、身に付かず、すぐに同じ間違えをする。自分で気付くきっかけを、大人が意識して作ることが必要だと思いました。また、子音を繋げて独自のスペルで「書こうとする」体験をもっとさせようと思いました。教科化されて3年目。すでに求められる力や教え方も情勢とともに変わりつつあり、常にアンテナを高くして、答えを見つけていこうと思いました。ありがとうございました。

・たくさんの学びがありました。特にNYの3名の児童の時系列でのプロジェクトは興味深く大変参考になりました。どんな子も間違いながら学んでいく。焦らず丁寧にゆっくりと文字指導を進めていきたいと改めて思いました。また、1線、4線の使い分けについてのお話も大変参考になりました。日々の忙しさに追われ、狭い視点での指導になっていましたが、狩野先生のように大きな視点で言葉を捉え、子どもたちに言葉って面白いよ、楽しいよと伝えていきたいと思います。ありがとうございました。

・子供が言葉を習得するには段階があること、ネイティブですら間違えながら習得していることを示して下さり、自分が日本の小学生にいかに多くを求めていたかを知りました。知識があるからこその間違いなどは、「すごいね!」とほめていきます。

・小学校英語は今、大混乱の状態だと思っています。小学校英語なんて無意味だという人たち、担任の空き時間のための英語専科の時間になり興味を持っていない担任の先生たちばかりで、一体なんのために、英語の授業をしているのか?と虚しくなる日々でした。でも狩野先生のお話を聞いて、心が元気になりました。今だからこそできる小学校英語があるはずだと感じました。すぐに効果は分からないかもしれないけれど、子どもたちが「言葉って面白い!」って思えるような授業づくりをしていきたいと思います。

・この時期に本当に元気になり、また、指針となる講座を伺えて大変感謝しています。

狩野先生は、その専門性に加えて、児童の学びに対する大変暖かい眼差しがあり、ちょうど、五年生のスピーチ原稿を添削していたので、改めて、どう添削するか指針を頂きました。

・明日からの指導にやる気が高まるような内容でした。ありがとうございました。

・言葉(言語)自体がもつ面白さを改めて認識することができました。

・英語を母国語とする子どもたちがどのように書けるようになるのかを知ることができ、参考になりました。母国語としない子どもたちにとって、書くことはハードルが高いこともよく分かりました。まずはインプットをたくさんできるように、楽しく学べたらと思いました。

・文字指導について、ついつい「正確さ」を求めすぎていたのだなぁと反省致しました。

・教える上での基本的な考え方のヒントが多くあり、良かったです。

・子どもの誤答を生かして、それを修正していくプロセスで、正しい英語表現を身につけさせていくという考え方は、理にかなっていると思いました。

・文字指導において、海外の児童の授業実践報告はとても参考になりました。現在、5年生後半よりフォニックスを取り入れていますが、ALTの先生も海外の児童は4年ぐらいかけてフォニックスを指導していくという話をされていて、なるべく3年生ぐらいから少しずつ親しませていきたいなと感じていました。しかし、授業に取り入れて実際書かせるとなると少し勉強要素が強くなったり、正確性を求めてしまったりしていました。間違いを許容し、もう少し広い視野で児童の成長を見守っていかなければいけないと、今回のセミナーで再認識することができました。児童が伝えたいという想いを大切に、これからも支援していきたいと思います。

・大変勉強になりました。以前オーストラリアの学校へ行った時に現地校では知識や技能を習得させるのにそれぞれ専門の支援員がいて、とても丁寧に個の対応がなされていたのを思い出しました。日本は知技に関しての指導があり、評価が見える化されているので、個人の努力に任されているものが多いと思います。一方、思判表の指導や評価は弱く、オーストラリアと比べるととても少ないです。(オーストラリアには5年ほど前指導要領はありませんでしたが)朝の会から帰りの会まで思考して表現する時間があり、子供の表現力の高さに日本の子の未来が不安になりました。グローバルな世界で生きていくためには考えて表現することが必要となります。思いを伝えることも書くことも、誰かに対して発信する力を付けていくことが大切だと思いました。ちなみにオーストラリアの年長から2年生は5線のプリントを使っていました。

・狩野先生のご講義を拝聴して前向きな明るい気持ちになりました。ありがとうございます。

・新しい情報、更新された情報のような内容を伺う事が出来、指導者として振り返る機会を頂きました。マンネリ化しやすい授業を参加させて頂く事で更新出来ます。文字指導について、『本当に児童が伝えたい事を』を再確認し意識できました。慣れ親しませて上げ、温かい気持ちで、言葉のキャッチボールをしていきたいです。

・ありがとうございました。日本の書く指導はかなり早急なのだということや改めて間違いながら学ぶということの大切さ等を学びました。

・海外のこどもたちの、書く力を獲得していく様子、教師の指導の在り方を知ることができ、とても勉強になりました。



こちらのプレミアムセミナーのオンラインサロン有料会員向けの見逃し再放送が決定しました!

日時は、2022年7月3日(日)9:00-10:30AM です。

オンラインサロン7月期に有料会員ステータスの方がご参加いただけます。(一般の方、無料会員ステータスの方はご参加いただけません。)


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