ハードアスペクトは夢を叶えるために宇宙がくれたプレゼント
ハードアスペクトでメジャーなものは、スクエアとオポジションです。
グランドクロスは、このふたつの複合型で、比較的大きな困難を意味します。
下記の図に、大きく四角形が出来上がっています。
グレーの太線で強調してみました。
これがグランドクロスと言われる星配置で、
四角形の側面を作っているのがスクエア(90度)
四角形の中心を通って、角と角を結んでいるのがオポジション(180度)の複合型です。
アスペクトには、図形そのものにも意味があります。
これは、占星術的な意味合いではなく、幾何学的な意味合いです。
四角形 ☐
四角形の4は、四季や四大元素、四大天使、東西南北など、世界を構成する数と言われていて、
数字の中で最も完全な形態を表します。
物事を安定させ、形作る力があります。
十字 ✚
宗教のシンボルによく登場する図形ですが、
大宇宙の中心に立つ者。宇宙の最高原理、天と地を結ぶ、統合の意。
真実を見極める力。
占星学を学び始めて自分で読んだときに、最初にがっかりするポイントがハードアスペクトだと思いますが、
幾何学の視点から見るハードアスペクトに、悪い意味はありません。
そもそも星の配置に良いも悪いもないと思うんです。
自分を発揮する為に、その方が都合が良かったというだけ。
ホロスコープは、発揮するもの。
ハードアスペクトさえも、自分を発揮するために持ってきたギフトだと思ってホロスコープを見ると、
また違う発見があると思います。
ハードアスペクトというのは、性質の異なるもの同士を結び付けるので、葛藤が多く、困難が伴います。
しかし、異なる性質を持ち合わせることは、とてもバランスの取れた視点を養います。
それは、あらゆる可能性を模索することが出来るということ。
例えば、ある人がひとつの問題に対し、ひとつの答えしか出せないのに対し、
2つや3つ、或いはそれ以上の答えを見出せるということです。
それは、人生の全てにおいてプラスに働きます。
特に、夢を叶えようとする時は多くの壁にぶつかるものです。
壁にぶつかってすぐに諦めるようでは夢は叶いません。
ハードアスペクトは、この壁を突破する力を養うことが出来るのです。
つまり、ハードアスペクトは、夢を叶えるための、宇宙からのプレゼントです。