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第105話:母ヤショーダーが主クリシュナを縛る(2):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2017.12.24 23:09

黄色のサリーでサフラン色に着飾り、

豊満なお尻にベルトを固く締め、

母ヤショーダーはバターをかき混ぜるロープを引きます。

それは相当な重労働で、

彼女の腕輪と耳飾りは動き揺れ、

全身を震わせていました。

子どもへの最高頂の愛のために、

彼女の胸は乳で濡れました。

彼女のお顔では

非常に美しいまつげが汗で濡れて、

マーラティのお花が髪から落ちていました。


母ヤショーダーがバターを混ぜている間、

主クリシュナは母乳を飲みたがりました。

目の前に姿を見せて、

彼女に超越的な喜びを増やすために、彼女の混ぜ棒を掴んで

彼女が混ぜるのを邪魔し始めました。


すると母ヤショーダーは

クリシュナを抱きしめて、

膝の上に乗せてあげ、

深い愛情と愛着を持って

主の御顔を見つめ始めました。

彼女は愛の頂にいたので、

母乳が溢れ出しました。


そのとき火にかけた鍋のミルクが

吹きこぼれてしまったのをみて、

溢れてしまったミルクの始末をするために、

すぐに彼女は息子を離しました。


だがその子(クリシュナ)は

胸から母乳をまだ満足に飲んでいませんでした。



…つづく

(10巻9章3-5節 より)