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ホスピタリティの精神

2022.05.17 01:56

『ホスピタリティ』という言葉を聞く機会が多くあります。

意味を調べると・・

一言で表現することが、難しいです


それは各々が考える『ホスピタリティ』が異なるから、かもしれません。

明るさの効果も

実際に『明るくなる』という、いわゆる『照度』の持つ価値以上の何か

例えば、空間全体の「ここちよい雰囲気」を演出したり

初めてなのに「懐かしさ」を覚える空気感を創出したり、と

視覚を経由して

何か異なる五感や時に第六感へ働きかけているように感じています。


クレーム、というモノがあります。

届いいたモノが壊れていた etc  

でも話をよくよく聞きてみると・・


最終的には『自分を大切に扱ってくれなかったんだよ』という気持ちに

たどり着くケースが多くあります。


すぐに謝ってもらえなかった、

(お相手が)言い訳ばかりする、

相手が非を認めて謝りさえすればよかったんだ、

自分の声を聞いて、認めてくれればいいんだ、というポイントが見えてきます。


起こったことより、後の対応、とはよく言われることです。

世の中のクレームや不平不満は、もしかすると

ここに根っこがあるものも多いように感じます。


ホスピタリティの精神、

なんだか奉仕的に捉えている方もあるようですが

決して周りに向けることだけではない様です。


誰かに向けられる優しさや思いやりは

自分の心の中の優しさが満ちていなれば、決して溢れだして自然と周りに広がったりしない

自分が自分に向けられる思いやり以上を、周りにどうやって想像するのだろう。

ホスピタリティの精神もまずは自分に向けてあげる

自分を慈しむ、がスタートかもしれません。


光環境設計室

菊原 啓子