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【国際事業部】2022年新入社員による所属部署紹介

2022.10.14 03:00


こんにちは。国際事業部に配属となりました、新入社員の大庭です。

今回は国際事業部の業務内容や魅力について、社員の方のインタビューを交えて紹介します。


【国際事業部について】


国際事業部は主に海外の原料(ナッツや海藻、ドライフルーツ等)の輸入と、青果物(梨や長芋など)輸出を行う部署です。

扱う商材によって、アメリカやインド、ベトナム、フィリピン、中国、韓国、台湾、香港、ペルー、オーストラリアなど世界中の国々と取引を行っています。


中でも特に取り扱いの多い商材がナッツです。私たちは海外からアーモンドやクルミなどのナッツ類を輸入し、国内のナッツ加工業者やメーカーに納品するまで全てを行っています。私たちが加工業者に納品したナッツは、その後お菓子や食品等のメーカーでみなさんが普段口にしているような商品となり、スーパーやコンビニの売り場に並びます。

このように、国際事業部はBtoBの業務を行っているため、商品パッケージ等で富永貿易の名前を目にする機会は少ないかもしれません。しかし、実は私たちが輸入したナッツは、お菓子やパンといった様々な商品の原料となり、皆さんのもとに届いています。1つのメーカーが作る製品の数には限りがありますが、原料は形を変えて様々な商品となるため、その貢献度は非常に高いです。

また国際事業部の大きな特徴は、海外の仕入れから日本の企業に卸すまでの過程を部署内で一貫して行うことです。営業担当が得意先との商談や現地のサプライヤーとの契約、お客様からのご指摘対応などを行い、業務担当が船積みの手配や輸入手続き、出荷手配などを担います。通常であれば複数の部署間で役割を分担・連携しているところを一部署で完結するため、スピード感を持って仕事が進められます。その一方で、これだけ幅広い業務を少ない人数で行っているため、一人一人に高い専門性が求められ、他部署との関りも比較的少ない部署でもあります。


【国際事業部 社員インタビュー】

国際事業部の具体的な業務について、2022年入社の大庭が営業担当のTさんにインタビューをしました。


*仕事するうえで意識していることは?

ビジネスの世界では、状況や環境が毎日変わります。今日正しいことが明日正しいとは限らないので、状況に合わせて臨機応変な判断・行動をすることが大切です。

また、富永貿易は商社として売り手と買い手を繋ぐ役割を果たしています。しかし、仕入れ先と得意先、双方の要求はなかなか一致しません。私どもがその間に入ることで、全員が納得できるような取引を実現することを意識しています。


*仕事をする中で難しいと感じることは?

海外とのギャップを埋めることです。貿易では海外の国々を相手に取引しますが、国が違えば文化や考え方も違います。たとえば品質に関しても、日本人が求める基準は高く、それを海外のサプライヤーに無理に要求してしまえば契約は成り立ちません。そういった価値観の差を調整し、互いが望むような取引を行うことが難しいです。


*一番やりがいを感じるときは?

信頼して仕事を任せていただいた時です。国際事業部では、取引相手がオーナーや役員の方であることが多く、自分の判断1つで億単位の損失が生じるリスクもあります。そういった大きな責任を伴う仕事を任せていただけることはやりがいです。また私たちが扱う商材は原料であるため、他の商社と同じ商品を同じタイミング、同じ条件で販売します。つまり買い手である加工業者やメーカーにとっては、何を買うかよりも誰から買うかが重要な要素になります。その中で、富永貿易を信頼していただき、取引をしていただけることにもやりがいを感じます。


*これまで大変だったエピソードを教えてください

仕事における苦労も多々ありますが、出張で家を空けることが多かったため、久しぶりに帰宅すると娘に父親の顔を忘れられ、泣かれてしまった時は大変でした。


*今後の目標はありますか?

ナッツの国内シェアを増やすことを目指しています。ナッツの輸入に関して、高い国内シェアを有する富永貿易ですが、まだ2番手グループというのが実情です。今後はさらに取扱量を増やし、市場シェアを伸ばしていきたいです。また現在はナッツの輸入に頼っているところがあるので、ナッツ以外の収益元となる事業を開拓することも必要です。


*国際事業部の魅力を教えてください

仕入から販売まで全てを自分自身でできることです。多くの会社では、部署ごとに役割が分かれており、一人が担う仕事は限られていますが、国際事業部にはそれら全部に携わり、挑戦できる環境があります。また世界を相手にする仕事なので、世界情勢を敏感かつリアルタイムに体感できるおもしろさも魅力だと思います。


【一日の仕事内容】

出社(7:30に時差出勤)

・メールチェック、返信

・お客様に電話やメールで市況を伝える

・新規契約があれば、契約書を作成

・品質トラブルがあった際には、現地確認・検証を行い、報告書を作成

・在庫と物流状況を確認し、遅れが生じていないかチェックする

・社内外の打ち合わせ資料を作成

帰社(16:15)


Tさんコメント

「日によって細かい仕事内容は異なりますが、内勤の日はこのような業務を行っています。

コロナが流行する前は、出張がかなり多かったです。多い時だと、1ヶ月の半分程度が国内出張、海外出張は年に10回ほどありました。」


以上インタビューを交えて、国際事業部の業務内容と魅力についてご紹介しました。

今回の記事作成を通じて、私自身も国際事業部の業務について理解を深められたとともに、そのやりがいと大変さを実感し、仕事への責任感が強まりました。

入社して5ヶ月でまだ分からないことばかりですが、優しい先輩方に助けていただきながら日々業務に取り組んでいます。国際事業部の一員として1日でも早く活躍できるよう、これから頑張ります!


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