【第一弾】たれさんnanakoさんインタビュー!ぶっちゃけ日本のプラスサイズファッションってどうなの?
日本のプラスサイズ専門ファッション誌【ラファーファ】のスナップを初め、TwitterなどのSNSでも素敵なファッションを公開しているプラスサイズ界隈きってのファッショニスタnanakoさんたれさんに近年の日本のプラスサイズにまつわる5つの質問に応えていただきました!
画像 左:nanakoさん 右:たれさん
今回取材をさせていただいたのはGLAMOUR DODUのInstagram,Twitterのデザイン、レイアウト、そして自身のblogやDODUライターとして執筆しているADA。
以下 たれさん=T nanakoさん=N ADA=A
―――自分の体形についてどう思う?
T 自分の体形については正直どうも思っていない…というか、普通の人と同じくらいで、ただ“ぽっちゃりしている”だけ。好きな服着れればいいという感じで私はポジティブに思えるんだけど、ラファーファ(※ぶんか社が出版しているプラスサイズ専門の女性誌)が出る3年前まで、大きいサイズの服って本当になくて。某安価店に行っても大きいサイズってTHE ミセスのサイズ、デザインで…
A 体系隠しみたいな?
T そうそう、典型的な花柄チュニックデザインとか。だからラファーファを読むようになって、あーこういうプラスサイズファッションもあるんだ!っていうのを知ったのがきっかけ(プラスサイズの女性がファッションを楽しんでいいということ)かなぁ…と。ポジティブにファッションが楽しい。
N うんうん
A それまでは着るものもないし、劣等感?
T そうそうそう、だから服見ていてもつまらない。
A 服買いに行くのがつまらない(笑)
T 全然楽しくないし、みんなおしゃれな服着ていくところに、自分が着ていける服もない。
A 某安価店の服は着ていけないですもんね。
T そうそう。H〇MとかForever〇1などの安価な海外のプラスサイズファッションがあることをラファ―ファが発信してくれたから知ることができたんだよね。
N たしかに!
―――痩せたら幸せになれると思う?
T 思わない。
A 思わない(笑)
T 痩せたら幸せになれるって思っている子は絶対幸せになれないと思う…。
A 現状を受け入れないと痩せたって欲が出てくるから。
T そう!
N 今も幸せだけど、痩せたら何が良いかって、着れる服が増えるし、自分の理想のシルエットに近づけるから、そういう意味では幸せかもしれない。
A なるほど。
N なんだろう。今が嫌いなわけじゃないし、楽しいけど、単純にもうちょっとここ絞りたいなーとか、理想とかがあるから、それが着れたら幸せって意味では、いい感じに痩せれたら幸せかもしれない。
A 痩せている人もお尻にボトックス打ったりするもんね(笑)
N そうそう!
A nanakoさんが言いたいのは美への追及、追及の仕方ですよね。
N そう(笑)
―――ファッションに何を求める?
N その日の気分によって違うな(笑)
T うんうん、(服を買いに行って)一目惚れするものもあれば、一目惚れして試着したら全然似合わないとか…
N そうそう(笑)
A 好みの服とかはありますか?飾りがあるのが好きとかシンプルなのが好きとか…
T その日の気分によってオンオフは結構あるかも。冬は楽なのと年齢が首に出るのを隠せるからタートルネックが好き(笑)
A 私は長く着れるものを選びたいからできるだけ一目惚れとかしないようにしています(笑)
N えーー?!
A 自分が買う目当てのものを事前に下調べしておいて、店に入ったらそのコーナーまで一直線に進んで、他の服を見ないようにしています(笑) 見て欲しくなっちゃうのが怖いんです(笑)
T 某安価店は流行りのものしか置いてない。今だったらベロアとか、こういうグレンチェック(たれさん着用を指す)とか、今自分が持っている服と合わせやすいようなベーシックなデザインのものが置いてない。
N ないない。
T ないよねー。某安価店は一時期花刺繍しか置いてなくて…もっとバリエーションに富んでいて、海外みたいに色んなジャンルから選べるようにしてくれると凄くよくなると思う。
A プラスサイズを取り扱うなら、海外みたいにいろんなタイプの服を用意してほしい…
N そーーーー。
T なんか、日本は隠すデザインがすごく多い!
N 私は安いのを買うから、次々買い替えるんです。私多分ワンシーズン着たら次のシーズンはもうほぼ(前シーズンの服は)着ない。本当にお気に入りの、2万くらいしたジャケットとか、そういう服はもちろん翌年も着るし、靴とかは、ドクターマーチンとか結構値段がした物は、愛着もあるし使い続けるけど、じゃあこのトレーナー(nanakoさん着用を指す)来年も着るかっていったら、多分着ないと思うし、部屋着に降格すると思う(笑)
T アウターや靴とかって、一度しっかりした物(お値段的にも)を買えばその分持つし、流行りが欲しければ安価なものが良いと思うし、何か一ついい物を持っていれば、ずっとそれを大切に着るかな。
A バリエーションが増えればファッションに求めるものはなんでも解決しそうですね(笑)
T するする(笑)本当それ(笑)
今回はここまで!
お二人ともよく考えてファッションを楽しんでいることが分かります。
あと、このテープ起こしをしているとき、時々くすっと思い出し笑いをしてしまったのはここだけの話(笑)
次回はたれさんななこさんが、プラスサイズの体型についてぶっちゃけちゃいます!
―――続く…