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小江戸楽久雄

花びら餅

2017.12.26 07:26

お正月の初釜のお茶とともに食される「花びら餅」

そもそもの由来は平安時代の宮中に遡り、そこでお正月に開かれた「歯固めの儀」に由来するのだそうです。

当初は干し鮎と味噌と紅の餅とを白いお餅に挟んで食べたとか…。

それが茶の湯の広まりととともに、鮎はゴボウに、味噌は味噌あんに変化していったのだそうです。

時は流れて明治の御代になり、裏千家家元十一世玄々斎が、新春の寿ぎにと初釜に使うことを許されて、一般に食されるようになったのだそうです。

今年の初釜のお茶はぜひ「花びら餅」とともにどうぞ。