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11年振り、復旧(全線再開通)! 2022年10月1日に正式決定!

2022.05.19 10:47

「平成23年7月新潟福島豪雨」被害で区間運休となってまもなく11年。福島県会津若松市と新潟県魚沼市を結ぶJR只見線(135.2㎞)が、上下分離方式での運営形態変更、年間約3億円の公費投入などの決定を経て、今年10月1日に復旧(全線再開通)することが正式に決定され、福島県とJR東日本から発表された。 *下画像出処:福島県「只見線ポータルサイト」 URL:https://tadami-line.jp/2022/05/18/

  

地元二紙(福島民友新聞、福島民報)では、昨日は一面に予測報道し、そして今日も続いて一面で“10月1日只見線再開”を報じた。二日続けて地元二紙が、同じ話題を一面に報じるとは異例で、赤字鉄路を上下分離(官有民営)で県費を投入し運営してゆくという事への関心の高さを伺い知った。*下掲出処:福島民報 2022年5月18日付け一面、同5月19日付け一面、福島民友新聞 2022年5月18日付け一面、同2022年5月19日付け一面


JR東日本の発表によると、只見線の全線復旧は、当初予定JR東日本の発表によると、『流失した「第5・第6・第7只見川橋りょう」は、橋脚・桁架設・軌道工事全て完了』し、『2022年7月下旬から訓練運転を開始できるよう、引き続き復旧工事』を進め、10月1日に運転再開するという。*出処:JR東日本 仙台支社「只見線全線運転再開について」(2022年5月18日) URL: https://www.jreast.co.jp/press/2021/sendai/20220518_s02.pdf



いよいよだ。今年10月1日(土)、11年という時を越えてJR只見線が復旧し、全線が再び1本に繋がる。

只見線復旧は『1本に繋がってこそ意味があり、機能を発揮すると考えるのは共同幻想にすぎない』(福島県「平成31年度包括外部監査報告書」p141)と指摘されるほど、復旧に否定的な意見は強く、現在も残っている。しかし、福島県を取り巻く様々な要因や、コロナ禍前の好調なJR東日本の業績などが重なり、只見線は10月1日に“1本に繋がり”、福島県・会津若松~新潟県・小出間136.2㎞の直通運転を再開することになる。これは、夢のような出来事であると同時に、乗客増と沿線自治体の経済効果を確実に実現しなければならないという事業の開始でもある、私は考えている。只見線11年振りの復旧は、明るい未来の始まりではなく、本格的な努力と試行錯誤の始まりだ。


10月1日という只見線の大きな節目の日が定まった事で、沿線住民や行政関係者はより盛り上がり、発信される情報は熱を帯びるだろう。一人での多くの方が、この情報に触れ、県内外国内外から只見線の列車に乗り、沿線自治体に訪れて欲しいと思う。 


 




只見線は、東日本大震災があった2011年の夏、福島県会津地方等を襲った「平成23年7月新潟福島豪雨」で、会津坂下~小出間(113.6km)が運休するという大きな被害を受けた。*下掲出処:福島民報 2011年7月30日、同7月31日付け一面、福島県大沼郡金山町「広報かねやま」2011年8月号表紙、南会津郡只見町「広報ただみ」2011年8月号表紙

 

この被害を受け、JR東日本は自費(約19億円)で順次復旧させていたったが、鉄橋破断が3箇所など壊滅的な被害を受けた会津川口~只見間(27.6km)は取り残された。そして、復旧費用の概算(約85億円)が出たのは約2年後だった。地元では“廃線されるのでは”という空気が漂った。*参考:「只見線について」(PDF)(2013年5月22日) / 下掲出処:福島民報 2013年5月22日付け一面、同5月23日社会面

 

この運休区間はJR東日本管轄内でも、屈指の赤字区間で、JR東日本は復旧に難色を示し続けた。そこで、県は“沿線の総意”として、復旧費用の財政負担のみならず、運休区間を県が保有する上下分離(官有民営)方式まで踏み込んだ議論をした。*下掲出処:福島民報 2016年12月27日付け一面、2017年2月1日付け一面

 

その結果、只見線は復旧することになった。地元紙(福島民友新聞)では、“熱意と覚悟 JR動かす”と報じた。*下掲出処:福島民報 2017年6月20日付け一面、福島民友新聞 2017年6月20日付け3面



そして、今回の“2022年10月1日復旧決定”を迎えた。

今日の地元二紙(福島民報、福島民友新聞)には地元の方のコメントなどが載せられていて、運休区間を持つ金山町と只見町の只見線関連の事業なども紹介されていた。*下掲出処:福島民友新聞 2022年5月19日日付け紙面、福島民報 2022年5月19日日付け紙面

 

この新聞報道で目を引いたのが、旅行会社によるツアーの実施。両紙とも“福島県がツアーを用意している”という旨の記述をしていた。

只見線は運休前の利用客の少なさと、沿線の急速に進む少子高齢化という背景から、「只見線利活用計画」を作成した福島県は、生活利用の促進をあきらめ、観光客の乗車促進に舵を切っている。そのため、旅行会社のツアーが多く組まれるよう補助を出し、積極的にサポートしている。『県は夏から冬にかけて計約80本の特別ツアーを展開する』という事で、予算は“「来て。乗って。」絶景、只見線利活用事業”の当初予算約2億円などを充てるようだ。*参考:福島県 只見線ポータルサイト「奥会津 只見線の旅、特別ツアー募集開始!」   URL: https://tadami-line.jp/2022/05/sptour/ / 下掲出処:福島民報 2022年2月4日日付け一面、3面


「只見線利活用計画」を元に進められている福島県を中心とする事業は、何よりも只見線の乗客を増やす、というものではなく、沿線自治体を訪れる観光客を増やしその過程で乗客が増えればいい、というもののようだ。この事業の成否は、コロナ化もあり判別しづらいが、一過性の需要喚起に留まらず、只見線の乗客増加や沿線自治体を訪れるリピーターの定着に発展するなどして、確実に成果を上げて欲しいと思う。 

福島県知事は『(只見線)を日本一の地方創生路線にしたい』と言われているが、まさに只見線には“創生”が必要で、沿線が持つ観光資源を周知徹底し、観光需要を新たに創り出し、“観光鉄道「山の只見線」”を国内外に浸透・定着させなければならない、と思う。私も、福島県民の一人として、只見線に乗って、沿線を巡り、おカネを落とし情報を発信し役立ちたいと考えている。




 

  

【私案】

〽 株主を ウンと言わせて 福島県

私は、福島県の事業が、JR東日本に『只見線に積極的に投資してもいい』という姿勢に転じさせるようになって欲しいと思っている。そのためには、JR東日本の株主から大きな異論が出ない事が必要であり、何より乗客を増やさなければならないと考えている。下掲出処:福島民報 2013年5月13日付け、2014年4月24日付け、2016年6月19日付け 各紙面

 

運休前の乗客数や運行係数を見えれば、その姿勢は当然だ。100円の利益を出すのに6700円(2009年度)の経費が掛かっていたのが、今回復旧する会津川口~只見間だ。*下図出処:JR東日本「只見線について」(2014年8月) URL: https://www.jreast.co.jp/railway/pdf/20140819tadami.pdf

私は、現状JR東日本は只見線に対しては『福島県がそこまでするなら、お手伝いしましょう』という姿勢だと感じている。だとすると、福島県が只見線に対する利活用事業に対する予算を縮小した場合、それに比例するようにJR東日本のサポートも減ってゆく可能性は大きい。 

したがって、福島県は「只見線利活用事業」に充てられる予算があるうち、また充てても議会から異論が出ないうちに、何より只見線に乗る客数を増やさなければならない。私は、そのためには、専用の観光列車の導入が必要と考えている。まずは、調達のために寄附を募り、不足分に県費を充てるという方法が良いと思う。大切なのは、福島県が絶対観光列車を導入し乗客を増やす、という覚悟が必要だ。観光列車の調達には、例えば観光鉄道の成功例として福島県が参考にしているJR五能線(秋田-青森)を走る「リゾートしらかみ」は新造に20億円を要したが、既存車両の改造であればグレードにより1,000~4,000万円ほどで調達が可能だ。今年度福島県が確保した只見線関連予算約2億円の、1/20~1/5で済む計算になる。*参考:拙著「JR只見線 復旧工事状況」2021年 初夏」(2021年6月25日)の文末
 

JR東日本という企業は大きく、国内鉄道会社トップの技術力と企画力、そして体力(人材、財務)を持っていると思っている。このJR東日本が“只見線に投資する価値あり”という姿勢をみせれば、他の企業も追随し、民間の投資が生まれ、沿線の観光インフラが整い只見線の乗客が増える、という好循環が生まれる可能性がある。只見線は首都圏に近く、上越新幹線と東北新幹線に挟まれる形で存在し、周遊旅行が柔軟に組めるという地理的メリットがあるからだ。

JR東日本が“民間企業”である以上、株主の意向に気を配るのは時勢だ。株主に『只見線はまだ赤字だが、自治体と住民の努力で乗客が増えている。地域に責任を持つ企業として投資しても差し支えないだろう』と認識してもらわなければ、只見線はJR東日本から新たな投資はは受けられないだろう。“新たな投資”とは、前述した専用観光列車の運行や、列車の運行本数を増やし朝晩充実の通学型ダイヤから観光型への変更などがある。*下掲出処:(運休前の只見線のダイヤ *筆者一部加工) 交通新聞j社「全国コンパス時刻表」(2008年8月号)


「只見線利活用事業」を中心となって進める福島県は、“長い目で見れば、只見線の乗客が増える事が地域振興につながる”という考えをもって、JR東日本の株主の理解と共感を得て欲しい。 



 

〽 みどころが 乗れば広がる 二次交通

只見線沿線は、駅から少し足を延ばせば、見どころが増え、温泉に浸かれ、旅の可能性が広がる。私は輪行することによって、「会津百名山」登山やキャンプ、そして単純にサイクリングを楽しんでいる。

10月1日の全線再開通を機に企画されるツアーは、その後の個人旅行の誘発も期待している。個人客が駅で降りて、5㎞~10㎞圏のアクティビティや飲食、温泉を楽しむ場合、自転車は便利だ。

自転車は雨や雪に弱いという面はあるが、自転車の機動性と手軽さは旅行先の二次交通として優れている。そして、山間を走る只見線にとっては電動アシスト付きは必須になってくる。 現在、三島町(会津宮下駅の近く)や金山町(会津川口駅ほか)、只見町(只見駅)ではレンタルサイクルが設置されている。特に、金山町は「レンタルサイクルマップ」を作成し、町内の東と西エリアに計6箇所の貸出場所を設け、アピールしている。*下図出処:金山町「レンタルサイクルマップ」URL: https://www.town.kaneyama.fukushima.jp/uploaded/attachment/766.pdf

ただ、どの自治体も全体的にママチャリ型のレンタルサイクルが多く、非日常を求めてやってきた観光客にとっては『是非乗りたい』というものにはなっていない印象がある。予算の制約があるのは理解できるが、行政の担当者は旅行者の気持ちを想像し物品の調達をして欲しい、と思っている。 


この台数としては充実しつつある只見線沿線のレンタルサイクルについて、一番の使い勝手の悪さは、“どの駅にでも乗捨て可”にはなっていないことだ。出発地か自治体内の定められた場所への返却が必要で、行動範囲が狭められてしまっている。 只見線は無人駅が多く、周辺に何もない駅(早戸)もあるが、デジタルやGPSの技術を使えば、“どの駅にでも乗捨て可”の実現は可能だと思う。スマホで貸出や決済、施開錠などを行い、GPSでレンタルサイクルの現在地を共有することで、旅行者は気軽に利用できる。これらの技術はすでに実用化されているものなので、実現のハードルは高くない。

課題は、自治体を横断する管理をどこが担うのか。ここは、福島県が地元の団体に委託するか、NPO法人設立を促す取り組みで、主導できると思う。

 

どの沿線自治体を訪れても、駅に降り立った観光客が“途方にくれず”移動できる二次交通の実現が求められる。二次交通の充実は、只見線乗車客の降車、途中下車を促し、滞在時間の延長に繋がる。そして、滞在時間の長さは、経済効果(沿線に落ちるおカネ)をもたらす。

福島県は沿線自治体と協力し、只見線沿線の二次交通を電動アシスト付きレンタルサイクルを基盤し、タクシーの配車や、地元が事業化している乗合バス(タクシー)の共有などを体系化し、使い勝手の良いものにするために「只見線利活用事業」を進めて欲しい。*参考:福島県「只見線ポータルサイト」只見線利活用計画[概要]URL: https://tadami-line.jp/images/use/use_plan_01.pdf

 

 

 

〽 雪景色 止まっちゃ見られぬ 只見線

只見線は四季折々に魅力があり、特に紅葉期は、車窓から見える風景は国内屈指だと思う。そして、紅葉と双璧なのが冬の雪景色。日本有数の豪雪地帯を走る列車は、特に雪を見慣れぬ観光客にとっては魅せられるものがある。

しかし、ここ数年、只見線は雪に弱い。すぐに運休となり、特に会津坂下駅より先に只見方面は大雪の予報にさえ事前に運休を決めたりと、頻繁に運休されている。私も今年1月に柳津町滞在中に降雪による運休に出くわしてしまい、タクシーを使わざるを得ないという経験をした。*下掲出処:福島民報 2022年1月12日~15日付け、2月19日~25日付け紙面より

会津坂下駅より只見方面の乗客数(生活利用客)は極端に減り、雪崩の危険や、除雪のコストを考えると、それらを負ってまで空席ばかりの列車を運行するのは、確かに合理的ではない。

しかし、今後只見線の乗客を増やすためには、“雪”を観光資源化する取り組みが欠かせない。大雪でも一日最低1本は会津川口までは運行させ観光客を孤立させない、等の体制が欠かせない。新潟県も巻き込めれば、会津坂下~大白川間の除雪費用、雪崩対策費用などの在り方を協議して、只見線を利用する観光客が、全線を通して安心して乗車できるようになるだろう。福島県は、JR東日本と協議し、“只見線 雪の観光資源化”を実現して欲しい。


 

 

〽 いい風景 いい酒呑んで 楽しみたい

只見線に乗車し、残念に思うのは、地酒の調達が容易ではない事(酒を用意しツマミをひろげるテーブルが無い事もあるが)。

酒と列車は親和性が高く、相性が良い。車を使用せず、列車旅を選択する理由の一つに“酒を呑みながら、外の風景を眺められる”と答える方は少なくない。また、福島県は全国新酒鑑評会で金賞受賞数が8年連続日本一を継続している“銘酒王国”で、酒蔵の多くは会津地方にある。さらに、只見線の終点は酒処・新潟県(魚沼市)という事から、只見線に乗ったら酒を呑みたいと考えるのは自然だ。*下掲出処:福島民報 2021年5月22日付け一面、福島民友新聞 2021年5月22日付け一面


しかし、会津宮下駅(三島町の主要駅)や会津川口駅(金山町の主要駅)の近くにある商店は、地元客に向けた品揃えのようで、酒の種類は限定されている。また、福島県全体の問題だが、手軽に呑めるワンカップのラインナップは少ない。現状、新潟県とは格段の差がある。

 

日本酒以外にも、只見線沿線には米焼酎(ねっか:只見町)やワイン(新鶴ワイナリー:会津美里町)などの“地酒”もある。

酒販ということで簡単にはゆかないだろうが、まずは車内販売で只見線沿線の酒が呑めるようにして欲しいと思う。そこから、豊富な“地酒”が、沿線で手軽に手に入るソフト面の充実を図って欲しい。


 

 

〽 只見線 車窓に流れる 良い景色

只見線の車窓には、良い景色が連続している。

広大な田んぼ、只見川取り囲む木々の緑、連続するダム湖の水鏡、赤や青の大屋根を持つ家屋、新潟県に入れば末沢川・破間川の渓谷など、思わず見入り、心が落ち着くような穏やかで良い景色が、大半の区間で見られる。電線電柱を地中化し、枝木を整えればもっと良い景色が増えるとも思っているが、これは「只見線利活用計画」内の景観整備事業に期待している。*参考:拙著「“観光鉄道「山の只見線」” を目指して」(2018年8月31日)

“只見線の風景”は絶景、とも言われる事があるが、この絶景という表現は鉄道風景写真からもたらされる評価だと、個人的には思っている。そして、鉄道風景写真と車窓から見える風景のアングルは違うし、肉眼に映る風景とデジタル処理を経た画像もまた違う。

私は、そろそろ“只見線の風景”に関して絶景や世界一という煽動的な表現を控え、車窓に流れる良い景色をそのままに伝えた方が只見線の良さが伝わるのではないか、と思うようになっている。心穏やかにのんびりと眺め続けられる風景が只見線の車窓から見られる、とPRした方がより多くの方を末永く惹きつけ、乗客増やリピーターの定着につながるはずだ。

  

 

(了)

 

 

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*参考:

・東日本旅客鉄道株式会社:「只見線(会津川口~只見間)の鉄道復旧に関する基本合意書及び覚書」の締結について(PDF)(2017年6月19日) / 「只見線(会津川口~只見間)復旧工事の完了時期について」(PDF)(2020年8月26日)

・福島県:只見線ポータルサイト


・拙著:「次はいつ乗る?只見線」カテゴリ ー只見線復旧工事関連


・(公社)新潟県観光協会:にいがた観光ナビ「JR只見線

・(一社) 魚沼市観光協会:秘境を行く! JR只見線

・NHK:新日本風土記「動画で見るニッポンみちしる~JR只見線

・産経新聞:「【美しきにっぽん】幾山河 川霧を越えてゆく JR只見線」(2019年7月3日)

・福島県 生活環境部 只見線再開準備室:「只見線の復旧・復興に関する取組みについて

・魚沼市 だんだんど~も只見線沿線元気会議:Facebook (URL: https://www.facebook.com/dandandomotadamisen )

・BSN新潟放送公式チャンネル:【そらなび ~にいがたドローン紀行~】「第73回「只見線(魚沼市)」2020年2月29日放送」

  

【只見線への寄付案内】

福島県はJR只見線全線復旧後の「上下分離」経営での維持費や集客・地域振興策の実施費用として寄付を募集中(クレジット可)。  

①福島県ホームページ:只見線復旧復興基金寄附金・只見線応援団加入申し込みの方法 *現在は只見線ポータルサイト「只見線応援団」URL:https://tadami-line.jp/support/

 

②福島県:企業版ふるさと納税

URL:https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16005g/kigyou-furusato-zei.html

[寄付金の使途]

(引用)寄附金は、只見線を活用した体験型ツアーや周遊ルートの整備、只見線関連コンテンツの充実化等に活用させていただきます。 沿線地域における日本一の秘境路線と言われる観光資源を活用し、更なる利用者の拡大と認知度向上を図ります。


以上、宜しくお願い申し上げます。