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旅のチカラ、旅のカケラ

歩いてイスタンブール

2008.08.19 12:55


イスタンブールは、ボスポラス海峡を境に

ヨーロッパ大陸とアジア大陸にまたがるトルコ最大の都市。

ローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマントルコ帝国という

3つの大帝国の歴史の重要なる拠点として

長年にわたり栄えてきた。


どこを歩いても景色はヨーロッパ(行ったことないけど)。

坂が多くて、石畳で、街路樹が立派で

建物がコロニアルで、カフェがオープンで、

欧米人がオシャレで、潮風が心地よくて、

トラムが颯爽と街を駆け巡っていて…。

いいんです!(ジョン・カビラ調で)

トルコー、サイコー☆


うんちくはこの辺にして、

今日のイスタンブール日記を。

旧市街と新市街をつなぐ橋があって、

その名は「ガラタ橋」。

ここにはある名物料理があるんですわ。

日本でお馴染みのある魚。

そう、鯖(サバ)でございます。

この鯖をパンでサンドして、

レモンをぎゅっと絞って食べる。

旨いんです!(カビラ・ジエイ調で)


トルコ語では「ウスクムル・サンドヴィチ」と言うらしいが、

日本人観光客に人気があるので、

ここでは売り子さんが「サバサンド~」

なんて呼びかけているんだな。


ではもう少しレシピを解説。

サバサンドは焼いた鯖と、

トマト、タマネギなどの野菜をパンに挟んだもの。

好みに応じて塩とレモンをかけて食べる。

残念ながら、醤油と大根おろしはないが

驚くほどパンとマッチ。

脂ののった鯖は、もう肉のパテと変わりません。

ジューシー!これ、絶対日本で売れます!

『SUBWAY』さん、商品開発に力貸しますよ。

ちなみにお値段は観光地価格の4リラ(約400円)でした。


サバサンド片手に旧市街を練り歩く。

イェニ・ジャミィ、シュレイマニエ・ジャミィ、

エジプシャン・バザール…、

見所が尽きない街だ。

石畳の道を下れば、建物の切れ目から

陽炎にゆらめきながら地中海が顔を出した。


最後に、ブルーモスクの名で知られている

スルタンアフメット・ジャミィを観て

イスタンブールを締めくくった。


観光が充実すると、つい買い物がしたくなる。

たぶん、いい場所だったから!と

何かの記念が欲しくなるのだ。

そして大抵購入するものは、

布かアクセサリーといった

身に付けられるもの。


たくさんの欧米女子を掻き分けて、

トルコ名物でもある銅細工が施された

青いピアスを購入。

ますます中性的になってしまったが…笑

(今日は本気で女性と間違われた、2回も…)


でも、いいんです!

と、最後もカビラ調でお願いします。