キリスト看板の訂正
地方の田舎道によく貼られているキリスト看板。
黒地に白や黄色の文字でキリスト教の主張が書かれています。
その中には全てではありませんが、誤った教えがいくつか記されています。
なので今回はその誤謬をスピリチュアリズムの観点から正していきたいと思います。
(※これはキリスト批判ではありません。受洗者に霊的覚醒をしてもらうための仁徳を持っての行為です)
【キリストのほかに神はいない】
クリスチャンからすればキリストが神であるように思えるかもしれませんが、イエスキリストは数いる高級霊のうちの一体に過ぎません。キリストは神ではないのです。
万物の創造主である真の神は神界にいる一柱のみ。唯一絶対の存在です。
それはキリストでも仏陀でもありません。
神とキリストは別個。クリスチャンもそれ以外の人々も、本当に崇めるべき対象は「神」の一択なのです。
【キリストは罪を取り消す】
これも間違った教えです。
犯した罪は当人が償うもの。キリストが白紙に戻すことなどしませんし、できません。
因果律は狂いのない完璧な法則です。自分のしたことは自分に返ってきます。
罪をノーカウントにすることなど神ですら不可能なのです。
罪は罪。清算するまで絶対に消えることはありません。
【地獄は永遠の苦しみ】
まず、この世でもあの世でも永遠に続く苦しみも幸福もありません。
延々と続くことはありますが、永遠はないのです。いつかは尽きるときが絶対に訪れます。
そして、地獄と呼ばれる場所は向こうには存在しません。
キリスト教では地獄を火の池とも言うようですが、そんな漫画のような空間はありませんし、聖書に度々登場するサタン(悪魔)もいないのが事実。
また聖書には、「イエスキリストを信じれば罪が帳消しになり天国へ行ける」というような旨が記されていますが、そんな戯言一億%ありえません。
これが罷り通ればクリスチャンだけが天国行きで、その他の宗教信者や無宗教者が全員地獄行きということになります。そんなの理不尽極まりないこと。全くのデタラメです。
キリストを信じていようがなかろうが、無神論者であろうが、仏教出家信者であろうが、生前どう生きてきたかで死後の行き先が決まるのです。
キリストを信じているか否かなど、あの世の行方選定内容には一切含まれません。