訪日✕ユニバーサルツーリズム 始動します!
本日、東京都の神谷町で20年以上前にバリアフリーツアー(視覚障がい者と行くオランダ・ベルギー・パリ)でご一緒した仲間と十数年ぶりの再会をしました。(左奥が再会した下山さん)
当時、添乗員だった私と現地手配を担当し同行までして視覚障がい者の手引きをしてくれた彼は、巡り巡ってお互い自治体、地域を支援する仕事に携わっていることがわかり情報交換と今後の連携を確認したのです。
その会社は、ミキ・ツーリスト株式会社の地域づくり支援事業部という部署です。
この会社のスゴイところは長年にわたる海外旅行手配の実績で、日本の旅行会社の海外企画の現地での手配を請け負ってきたことが訪日に活きていることです。
現地のバス会社、バス会社を運営する旅行会社等日本を訪れる顧客を持つ会社と関係ができているので、日本と海外を逆転させるだけで海外の旅行客を全国に誘客することができます。
特に、近年のインバウンドは中国、韓国、台湾、アジア圏から「欧米豪(ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア)」にも目が向いており、その地域を強みとしていることも武器だと思います。
具体的には、過去日本からのバリアフリーツアーでリフト付きバスの手配をドイツでした実績は、そのバス会社を通せば、ドイツ国内の障がい者団体や高齢者団体にアプローチが可能で、そこに訪日のニーズがあれば日本国内を手配・販売することができるということです。
まずは、お互い提案できる地域から連携していきましょう!と打合せを終えました。
インバウンドを意識したユニバーサルツーリズムの推進を検討されている自治体があれば、以下の記事も参考にし、計画を検討されると良いと思います。
<JNTO(日本政府観光局)インバウンドノウハウ前編>
<JNTO(日本政府観光局)インバウンドノウハウ後編>