問題点は2つ
先日、川崎市にお住まいのS様からリモートでのご相談についてお申し込みをいただきました。
一旦、暮らしの診断シートからお問合せをいただいておりましたので、
既にリフォーム会社の候補を選定し、報告書をお送りしておりましたが、
あらためて詳しくお話を伺います。
今回のS様のご計画は、ご主人様の実家のお家を二世帯住宅にしたい、というものでした。
建てられたお父様の思い入れも強く、なんとか現状の建物を生かしながら
まだ小さなお子様も一緒に暮らしたい、というお考えです。
お子様はまだ2歳とのことでしたが、小学校の入学までにとのお話ですので、
少し長期的なご計画という形になります。
また、奥様のご希望としては、完全分離の二世帯住宅にし、
生活動線やデザインにもこだわったお家にしたいというお考えをお聞きすることができました。
今回のご相談において、ポイントとなる点は2つありました。
1つは当初混構造とお聞きしていましたので、間取り変更における構造上の判断が必要になる可能性が高いということ、
もう1つは時期的に長期的なご計画となるため、リフォーム会社側でどこまで打合せを進めてくれるかという点で
不透明な部分があるということでした。
構造についてはリモートでお話を伺っていると、通常の在来木造である可能性もあるようで、
もしその場合は、ある程度柔軟に提案をしてもらえる可能性は高いかと思います。
また各社の打合せについては、実際にお話を進めてみていただくことが必要になるため、
まずは報告書に記載させていただいた会社それぞれについて、詳しく説明をさせていただき、
結果、4社のご紹介をさせていただくことになりました。
二世帯住宅の場合、親御様も含めたご家族全体でのお話が必要になりますので、
ご計画のプランだけでなく工事の規模等についてもしっかりとご相談いただくことが必要になります。
S様にはぜひじっくりとお打合せを進めていただき、素敵なお家にしていただけたらと思いました。
S様、ご相談いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura