狭槌(さづち)神社
2022.05.19 15:35
島根県出雲市にある狭槌神社は、国狭槌尊とお祀りする神社です。
↑ 神社正面
↑ 結構な急こう配
島根半島の日本海に面した斜面にある神社です(^^;)
なので、参道も結構な勾配のある坂道なのです。
↑ 神社付近の景色
神社周辺から見える日本海はとても綺麗です。
↑ 狛犬
最近遷宮されたようで、まだ真新しい狛犬さんです。
↑ 拝殿横に供えられた藻塩
島根半島四十二浦巡りの巡拝帖には以下のような御詠歌が書かれています。
「伊野浦焼火権現
伊野うらの竈にぎわう煙かな
藻塩焼火(たくひ)の神の誓いに」
↑ 境内社
石がお供えされています。
境内社の下にも大きな石があります。
藻塩も焼火もこれらの石も、海上での安全の願いが込められているようです。
私は、焼火(たくひ)=灯台の灯と云うイメージが直ぐに浮かびました。
また、石=依り代のイメージがあります。
この石がどのように使われるのかは分かりませんが、磐座も石に神様が降りてこられる場所として存在するので、これらの石も同じような意味や使われ方をするのではないかと思いました。
(船の神棚とかにご神体として乗せるイメージです。)
↑ 御神木と磐座
↑ 藁で作られた獅子頭
私は藁の龍かと思っていましたが、巡拝帖には藁の獅子頭とありました。
↑ 2枚 御本殿
御祭神の国狭槌尊は古事記では大山祇命の子として、日本書紀では天地開闢後、国之常立尊と共に現れた神様とされています。
土地の神様として信仰されているのかと思います。
大昔なら、きっと神戸や横浜といった交易港だったのではないかと想像しています(^^)
おまけ
Instagramにも投稿しましたが、空と海と桜がとても綺麗でしたので、こちらにも載せておきたいと思います。
最後までありがとうございましたm(__)m