【LIFE and MUSICとは?】竹内直紀 #フォレスタ
「あなたにとってLIFE and MUSICとは?」
竹内直紀(たけうちなおき)/フォレスタ *右から3人目
フォレスタは2003年「BS日本・こころの歌」(BS日テレ)開始にあたり、番組オリジナルの混声コーラスグループとして結成。
全員が音大を卒業したメンバーにより構成されており、日本の文化たる名曲を凛々しく、そしてたおやかに歌い継ぐことをテーマに活動中。
現在も「BS日本・ こころの歌」(毎週月曜日19:00~19:54)にレギュラーとして出演し、全国に幅広いファンをもつ。
歌のうまさだけでなく、彼らの人柄をあらわすような、温かくて楽しいステージは、 初めて見る人の心さえつかんで離さない魅力がある。特に年配のお客様が多い彼らのコンサートでは、杖の忘れ物が後を絶たない。
年間約100本のホールコンサートを行い、各地で満席にする実力派グループ!
<レギュラー>
BS日テレ「BS日本・こころの歌」(毎週月曜日 夜7時から放送)
竹内直紀(たけうちなおき)/フォレスタ
出身地:島根県浜田市
① ふるさとの自慢できるところ
目の前に広がる美しい日本海、島根県を代表する港町。特にのどぐろ、鯵、カレイはどんちっち三魚と呼ばれ、豊かなプランクトンにより他の地域よりはるかに脂が乗っていて、浜田の水産ブランドとして全国に出荷されています。他にも板ワカメ、赤てん、ぼべご飯などご当地グルメもおすすめです。
何よりも波の音とトンビの鳴き声しか聴こえない美しい海岸にいると、時が止まったような感覚になり、すべての悩み事など忘れさせてくれます。
■大学1回生、初めての演奏旅行。フェリーの上で仲間たちと将来の夢を語り合う(細っ!)
② あなたにとっての「LIFE and MUSIC」とは
「音楽は世界共通語」
私の祖父の体験談からお話します。
第二次世界大戦末期、祖父は満州の大学で声楽を教えていたのですが、第二次世界大戦の戦況が悪化してきた昭和20年の5月、ソ連と満州の国境へと行くように命じられました。
終戦の直前8月7日に、ソ連軍が国境を越えて攻め入ってきました。仲間を次々と失いながら逃走を続けるも、ついに捕まってしまい、話そうにも言葉は全く通じません。
そこで、東洋音楽大学(現東京音楽大学)でロシア民謡を学んでいた祖父は『ボルガの舟歌』を歌ったそうです。すると周りにいた兵士たちも一緒に歌い大合唱となりました。
心と心が通じ、処刑される寸前のところで、この一緒に歌ってくれた兵士からの願いで逃れることができました。
この時、祖父がそれまで以上に音楽の力を信じたのは言うまでもありません。生きて帰れた祖父は、島根県立浜田中学校(現浜田高校)で音楽の教師となり、校内や地域での音楽活動に尽力を続けました。『浜田少年少女合唱団』や『浜田市民合唱団』を作り、団長として引っ張り地域に音楽のすばらしさを根付かせようとその生涯を捧げました。
このような祖父の体験談に触れ、私は「芸術、音楽、歌う」ことが世界の平和に繋がると信じています。
■故郷の1番のお気に入りの場所で(島根県浜田市畳ケ浦)
■オフィシャルサイト
■商品情報はこちら・テイチクエンタテインメント
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