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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

すべての頑張る人へ伝えたいこと

2017.12.28 15:00



教室の片隅にかかっている古い時計が、

今日もその時が来たことを私たちに告げると、

「気を付け、よろしくお願いします」の号令とともに、

私達は、みんなの頑張る姿に出会える。授業が始まるのだ。



朝一から既にハイテンションの子もいれば、

まだ半分寝ぼけているんじゃないかという子もいる。

受験生たちは必死に問題を解く。それにつられるようにして、

教室の空気がピンと張り詰めていく。そこで、私は毎年気付かされるのだ。



生徒はもちろん、講師も含め、

頑張っていない人が居ない空間が、こんなにも心地がいいとは。

一秒一秒を大切にするということが、こんなにも素晴らしいことだとは。



そこで励む人の鼓動は、まるで静かに強く燃える炎のように、

隣となりへと広がって、そこから生まれる風が各々の心の鐘を打ち鳴らす。

「まだいける!」「もっともっといける!」「ここを越えていこう!」

その力強い鐘の音に従って、彼らは高みへと歩を進める。威風堂々と、壁に立ち向かっていく。

誰かの内にあった最初はちっぽけだった灯りは、いつしか大きな光となって、

暗い闇々を消し去り、各々の行くべき新しい道を煌々と照らす。

いつの日かそこへ辿り着いたら、誰もが決まって満面の笑みを浮かべるんだ。

私は、そんな彼らのやりきった笑顔を見るのが大好きだ。



頑張ることって、大変だし面倒臭いし疲れるけれど、

まずはその事自体がとっても素敵なことなんだって、自分がちゃんとわかってなくちゃね。

いつかそれがどこかで何かしら実を結ぶこともあるし、

そうならないことだってもちろんあるけれど、

頑張った事実は、その時間は、君の人生を輝かせる尊い財産になる。

だから、今日も頑張った自分に「グッジョブ」と声をかけて、

明日も頑張る活力にしよう。明日も頑張ってみよう。

明日もさ、いい一日にしよう。



そして、私はふとイメージを膨らませてみる。



世界中にあるだろう、こんな教室のことを。



頑張っている人がいるそんな場所へ、想いを巡らせてみるのだ。



机に向かう子どもたち。

一生懸命になる大人たち。

何かに打ち込む人。集中する人。

お仕事や家事で右往左往するお父さん、お母さん。

名も知らぬ頑張っているみんなのこと。



なんだかとっても、いいじゃないか。

そしたら、私だってもう少し、いや、まだまだ頑張れる気がするから不思議だ。



一人じゃないって、きっとこんな風に使うんだ。



だから、君の火が消えそうになったら、いつでも言ってね。

無理しない程度にくべるからさ。



本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

「頑張る」ってさ、滅茶苦茶いい響きだね。