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ルクソール 神殿編 +デンデラ、アビドス

2022.05.22 07:23


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ルクソール

ルクソールには見どころが多いですが、中でも有名なのはカルナック神殿である。


カルナック神殿、アメン大神殿


全体で32ヘクタール、東京ドーム7個分あります。


テーベの守り神であったアメンラー(本当によく出てくる)に捧げられた神殿です。

元々地方神だったアメンはラーと融合してアメンラーとして最高神となった。


アメン大神殿は着工はラメセス1世が始め、新しいものは紀元前後まで増改築を繰り返された神殿である。


ルクソール観光では絶対に外せない場所です。


そこにあるアメン大神殿の列柱室(topの写真)は本当に圧巻です。134本あるそうです。


ちなみに、ファラオの名前はカルトゥーシュという輪っかで囲われています。

ルクソール神殿

カルナック神殿の付属の神殿とも言えるルクソール神殿。


先ほどのカルナック神殿とはスフィンクス参道で繋がっていたそうで、説明書きには4mごとにスフィンクスが並んでいると書かれていました。

入り口にはラメセス2世が作らせた塔門、オベリスクがあります。

元々はオベリスクは2本あったそうですが、フランスに寄贈され、パリのコンコルド広場にあるみたいです。


オベリスクは外交で寄贈されたりされており、オベリスクが一番あるのはローマだそうです。


ラメセウム

ルクソール西岸にあるラメセウムは、ラメセス2世が作った神殿です。

右に倒れているのはラメセス2世の巨大な彫像があり、重さは1000トンある。

立っていた時には6階建くらいの高さがあったらしいです。

入り口にはオシリス柱が4本立っています。

古代エジプトでは幾百万年の神殿といわれていたらしく、再生復活に関わっている神殿でした。


ラメセス3世葬祭殿


ラメセス3世葬祭殿は現地ではHabuと呼ばれています。

見慣れてきた気もしますが、めちゃくちゃでかいです。


ルクソールはそれ以外にも見どころはたくさんありますが、主要なところはほぼ制覇していると思います。


基本的に、西側は広く、徒歩での移動は無理なのでタクシーチャーターするか、ツアーに参加するのが一般的です。

その都度タクシーを拾うのは、現実的ではありません。


デンデラ

デンデラはルクソールの北側にあり、アビドスと併せてタクシーをチャーターしていくと良いでしょう。


または、これもツアーに参加するのがいいと思います。


デンデラの見どころは1つ、ハトホル神殿があります。

ハトホル神殿

僕は下調べをしていて、絶対に行きたいと思っていたのがこのハトホル神殿です。


比較的最近に建てられ(と言っても2000年以上前ですが)、プトレマイオス朝末期に作られた神殿である。

とても綺麗な青メインの色彩が残っています。このレリーフは、太陽の12時間を表しているようです。

こちらは月の運行について書かれており、ホルスの目も描かれている。

本当に綺麗なレリーフが残っています。


古代エジプトが終わったのち、コプト教の一派などが住んでいたそうです。


地下にクリプトと呼ばれる、狭い通路があり、そこには電球のオーパーツ(時代にそぐわないもの)と言われているレリーフもあります。

実際は蓮の花であり、宇宙の創生についての描写だそうです。


また、裏側の壁には有名なレリーフがあり、クレオパトラ7世と、カエサルとの息子プトレマイオス15世であるカエサリオンが書かれている。



アビドス

アビドスは、デンデラから車で北に2時間程度にあります。


セティ1世葬祭殿

光が入る穴が古代さながらに開いており、とても神秘的な場所です。


エジプトの葬祭殿の中では最も美しい墓の一つと言われています。

この神殿には聖所が7つあります。

(アムンラー、オシリス、イシス、ホルス、ラーホルアクティ、プタハ、神格化されたセティ1世)

なかなか見応えのある神殿です。


ここにも、ヘリコプターや宇宙船と呼ばれているオーパーツがあります。

実際はファラオの名前を上書きしたら偶然そう見えているだけだそうですが、よく話題になる場所の一つです。


見つけにくいですが、門番さんに聞いたらすぐに案内してくれました。


あとは、セティ1世の王名表なんかも、ここアビドスにあります。(次に話します)


まとめ


こんな具合で、ルクソールとその周辺は非常に見どころが多いです。


ただ、こちらの気温は40℃近くと、カイロと比べると大変に暑いです。


午後はそこら辺歩くのも億劫になります。

クーラーが効いた涼しい場所も少なく、大好きなアイスカフェオレなんて、ほとんどの店では置いていません。(こっちの人はなぜかホットを飲む!)


ただ、買ったジャラビア?(ムスリム男性が着ている服)は非常に快適です。


ルクソールの後は、アスワン、アブシンベル、そこからカイロに戻るか、ハルガダに行くか、カイロからアレキサンドリアに行くか、そんな予定です。


また時間がある時に更新します。

YAHMAN

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