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泰心堂 徒手調整術研究部|習志野市大久保|自律神経整体

整体⇔鍼灸、どちらを選べばよいの?

2022.05.21 01:58

ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。

皆様、お久しぶりです。とはいえ、営業活動は継続していたのですが、まあ、このご時世なので、あまり多く更新してもうざったいかなという部分もありまして、更新頻度を低めにしていました。

そろそろ通常頻度に戻して営業活動に力を入れても、不謹慎だとかの応援、ご支援のコメント多数いただくという事態は減るかなと思いますので、徐々にですが頻度を増やしていこうかと思います。



 さて、本日はうちのお客様からのご指摘をいただいたので、お超えたしようかなと思います。カテゴリー的には鍼灸サイドの『質問に答えます』でもよいのかなとは思うのですが、キーワード的に”整体”なので、”徒手調整術研究部”の方からお答えしようかと思います。


まずは特殊な泰心堂のお話をしておきますと


最上位:泰心堂プロジェクト=泰心堂こと藤井崇次の個人(事業)活動

メイン:泰心堂はりきゅう院 厚生労働所免許 はり師、きゅう師 藤井崇次(泰心堂)といしての活動

サブ:徒手調整術研究部:はりきゅうを含めた、整体、操体法、カイロプラクティック、その他、徒手による身体調整術の研究と一部研究成果の還元活動


という区分で活動しています。

施術自体は完全予約制で、鍼灸の時間、徒手調整術の時間はお客様ごとに予約時間によって区切っております。※そのあたりも含めて事前予約になります。


泰心堂での整体など徒手調整術の扱いは、研究課題であるとともに、ある意味で施術の入り口として、ある意味で広く万人向けに開放しています。※そのわりには特殊な手法を多く収集していますけれどまあおいておいてください。


前提条件は、こんなところでじゃ、質問にお答えしましょう。

整体⇔鍼灸、どちらを選べばよいの?

 正直、探究者 泰心堂の立場からお答えすると「どちらでもよい」というのが回答になります。

 なぜならば、からだの原理原則に基づき、生体の反応を引き出すということにおいては変わりがないからです。

 まあ、これは施術者のレベルの問題もありますからほかで通用するかといわれると、些か疑問があります。あくまでも泰心堂での話ですね。

 ええ、最近でも某鍼灸院、某整体院さんに通院していた方が、うちの顧客の紹介で駆け込んできたばかりなので、どこでも良いですよとはさすがに言えません。よく評判聞いて、試して、選んでくださいねとだけ言っておきます。

 ・・・・・・東洋医学を標榜するのはいいですけど、妄想医学状態ではね?

論理学の徒であり、元SE(システムエンジニア)としては非論理的、非合理的、再現性の低い施術、洗脳のような顧客教育って何だろうなと思います。


施術の基本は、『観察』です。

1.現状どうなっているのか?

2.施術後どうなったのか?

これがまず基本にあり、ここに部位(場所)の話が加わったり、時間軸=傷病歴や時間経過などの話、あるいは環境要因=生活習慣、仕事、人間関係などが加わったり。人によっては方位や地勢(土地の勢い、風水、気象)などが入ったりまあ、いろいろですね。


泰心堂では、一般的な検査に加えて、さらっとキネシオロジーのテストを追加して、情報のスクリーニング(篩分け)をしています。

まあ、鍼灸師のいわゆる脈診も広義で言えば、キネシオロジーのテストなんですけどね。そう意識して使っている方は極めてまれですね。あと使いにくいの別の方式を使っています。というか一般的な鍼灸師にキネシオロジーの話をしても通じない。まるで言語が違うかのように。


そして施術の根幹は『変化”量”』です。

多くの施術者と”患者”(patient=耐える人)が誤解をしているのがここですが、『刺激量』(ダメージ)ではなく、変化量が大事です。

私や私の恩師は、施術開始からの連続的な変化がどこで止まるかを施術の基準としてみています

多くの古典的な鍼灸の技術書もそのように指摘しているのですが、なぜか、置鍼時間だったり、刺激個所数だったり、ダメージ量として理解している鍼灸師が多い。そのあたりの話は本来”目安”の話だったはずなんですが、いやはやどうも。なんというか……


『吾唯足知』の境地なんですけどね?


さらに、部分と全体とをわけて考えることは大事ですが、分けて扱うのは意味がありません。なぜならば、つながっているからです。相互に干渉しあっているので、部分に調整を加えると全身に及び、全身を意識した調整を加えると部分にも影響が及ぶからです。

『脈診と不問診断』で橋本昌枝先生もどうようのことを書き記していらっしゃいます。

なので、大事なのは主題が何かをしっかりと共有しておくことです。


これらを踏まえて施術手段を組み立てることが大事であり、その結果として使う道具や手技が鍼や灸を用いれば鍼灸術となり、素手の実であれば狭義=狭い意味での徒手調整術の分類になるだけのことですね。


とはいえ、これだと選べないのでサクッとメリット/デメリットのお話をすると

1.金属アレルギーや鍼灸恐怖症の方は徒手調整術を

2.医療控除に入れたければ、鍼灸を

3.強い痛みが主眼の場合、生理学的に鎮痛効果の発揮しやすい鍼灸を

4.不定愁訴、なんとなく体調不良、コンディショニング目的ならば、心地よいと感じる方

5.美容目的ならば、まずは内出血などのリスクの少ない徒手調整術、泰心堂ならばRe:chargeを、それで改善しない問題やニキビ吹き出物などであれば、鍼灸を


ざっくりこんなところでしょうか?


よく、○○じゃないとダメ的な形で、オリジナル?な施術を無理やり売りつける方々がいらっしゃいますが、体質改善なども含めて、それは体の選択の結果です。

なので、無理のない施術、原理原則、ここでは解剖学&生理学に基づく施術、からだの恒常性と環境適応について理解したうえでの施術であれば、どれを選んでも問題ありません。


とりあえずこんなところで