家族20人でクリスマスパーティ
スウェーデンのクリスマスパーティ本番は24日の夕方から。義家族はお正月三が日みたいに、24、25、26と毎日家族ディナーをしますが、プレゼント交換など、メインは24日です。
家族が多いため、毎年兄弟の誰かがパートナー側のパーティへ行くよう調節しているようですが、今回は全員集合することに。お姉さんの両親も来ることになり、総勢20人のホームパーティです。
1時半頃にお兄さんのお家へ集合!ウェルカムドリンクのグリョッグをいただきながら、毎年新しい要素をとりいれつつ、アンティークのものも組み合わせたインテリアを鑑賞したり、家族と話したり。
この左端に見えるグリョッグ用のポットも素敵でした。
グリョッグ以外にもいろいろなドリンク。
お酒にほとんど興味がない私には無縁ですが、飲み物にあわせてグラスもいろいろとあるようで。
アパタイザーはジンジャーブレッド+チーズ、ケールチップ、デーツにベーコンを巻いてグリルしたものなど。
テーブルはこのとおり。海外出張も頻繁にあり、3人の子どもも育てながら、度々こんなパーティを開催しているお兄さん夫婦。ほんとに尊敬してしまいます。
3時くらいになったら、「またクリスマスがやってきた♪」といった歌詞のスウェーデンのクリスマスソングに合わせて、みんなで手をつないで歌いながらグルグル家の中をまわります。ミッドサマーもそうなんですが、スウェーデン人ほんとにこういうの大好き。
音楽が終わったら、席についてまずは定番のアパタイザーからスタート。
そして、クリスマスビュッフェへ。ニシンやサーモンなどの冷たいお魚類、卵などのアパタイザーからスタート。
私も寿司ロールを作りましたよ。押し寿司とかモザイク寿司とかいろいろ提案したものの、頑固な旦那さんの意見により結局去年と同じような寿司ロールに。でも正直、子どもも大人もハムとかミートボールとかは伝統だから食べるけど、あきてきた・・・という感じの人も多いらしくて、お寿司はいつも大好評。作りがいがあります。
お皿を買えて温かいお料理へ。ポテトグラタン、ハム、スペアリブ。
野菜たっぷりのパイ、芽キャベツとオレンジのサラダなど。奥にあるのはパンとチーズ。
いつも残っちゃうようですが、一応ソーセージやミートボールたちも。お料理を食べながらも、誰かが歌を歌い出し、全員で合唱し、飲む!の繰り返し・・・。
お腹がいっぱいになり、一息ついたところで・・・トムテ登場!
中身はフィンランドなまりのスウェーデン語をしゃべるうちの旦那さんです 笑)
信じている子もいない子も、大人もワンちゃんも含め大喜び!子ども達を中心にプレゼントをもらいハグしたり写真をとったり。
トムテが帰った後は、デザートタイム!
ザクロをトッピングしたサフランとオレンジのアイスクリーム。ココナッツとオレンジ風味のクリームをのせてチョコレートでコーティングしたビスキュイ、サフランケーキ。
まだまだパーティは続きます・・・。
みんなでもみの木のまわりにあつまって、パパがでっかい聖書からクリスマスのエピソードを朗読した後は、さらにプレゼントタイム!事前に割当られていた相手へプレゼントを渡します。このとき、プレゼントの中身を想像させる詩をそえるのがポイント!SASの授業でも韻をふんだ詩や歌詞について、かなり勉強したのですがスウェーデン人はこういう詩をよむのが大好き。
誰かがプレゼントを渡しながら詩を読むごとに、おおー!うまい!っというかんじで大歓声。それに返す言葉やコメントも韻を踏んでたりします。 笑
20人もいるのでプレゼント交換にもかなりの時間がかかります。その間もチョコやクッキーをつまみ、コーヒーやお茶をいただきます。
それにしても、スウェーデンの子ども達がもらうプレゼントってすごい。ドローンとか、最新のiPhoneとか、ラルフローレンなんかのブランドの洋服とか、2000クローナ未来口座にスウィッシュしましたとか・・・。学費や医療費が無料の国とはいえ、こういうプレゼントや長ーい夏休みの旅行なんかを考えると、やはり子どもはお金かかるなーと再認識させられます。
プレゼント交換が終わるころにはみんなお疲れ。子ども達は寝ちゃったりしていますが、大人はまたテーブルについて、ライスプディングを食べます・・・。さらにこのときも、プディングの入ったお鍋を順番にまわして、カップに取り分ける時に詩をよむという・・・。私は正直、もういいやろ〜と思うけど、子ども達も結構楽しみにしているようで、この時のために長ーい詩を準備してる子達も結構いました。
そんな感じで、家路についたのは11時半。今年も平和に終わっていったクリスマスイブとあたたかいファミリーに感謝です。