【レビュー③】第47回直方谷尾美術館室内楽定期演奏会
アンケート紹介の続きです。
♪あっという間の2時間でした。四人の演奏に胸が熱くなりました。幸せな時間をありがとうございました。
♪緊張感のある場面がとても素敵で情熱的な演奏がかっこよかったです。ミュンヘンのコンクールもがんばってください。
♪とても良いです。ぜひ、ベートーヴェン全曲を直方で。
♪この地でこんなに素晴らしい音色を耳にでき、腎臓もたいそう喜んでくれたようで、ありがとうございます。
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オール・ベートーヴェンの硬派なプログラム構成で、幸せな気持ちを抱いてくださったことが、タレイア・クァルテットには何よりの労いでしょう。実行委員長の私にも。感謝です。
この演奏会シリーズでは弦楽四重奏ほど真摯な空気が満ちます。その土壌を作ってくれたのは、15回もの来演で、弦楽四重奏曲の深みを、オーディエンスに教えてくれたクァルテット・エクセルシオに他なりません。ありがとうございます。
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また二つめのご感想は20代の方からです。
弦楽四重奏の演奏会に、この年代の方が来て下さることは嬉しい限り。そして、タレイアQへのエールも。ありがとうございます。またのご来場をお待ちしております。
なお、この演奏会のことは、今春より始めましたTwitterで知ってくださったのです。Twitterが不得手な私。しかし、何と新規の会員Hさんが、Twitterについて、何もか引き受けてくださったのです。感謝です!
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「ベートーヴェン全曲を直方で」とは、私の心を見透かされたようです。
数日前に「クァルテット・エクセルシオを主軸に、福岡発弦楽四重奏団、タレイア・クァルテット、そして、紹介したい2つの若いクァルテット(今は秘密)たちとともに、《心に滋養のある献立づくり》を目指していく所存です。」とお伝えしました。その献立とは、2年半かけてのベートーヴェン全曲連続演奏会だったのです。
実行するしかございませんね。大変な多重債務を抱えてしまいました。ありがとうございます。
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最後のご感想の方は、きっと腎臓透析をされているのだと察します。治療され、いたわれている患部にベートーヴェンの弦楽四重奏曲が染み入ったのでしたら、嬉しい限りです。“病癒えたる者が…”の作品132をぜひ!