Just in time
2022.05.22 11:26
音楽は終わると 空中に消えてしまう もう一度取り戻すことはできない
エリック・ドルフィー
ジャズ・ファンなら誰でも知っているこのフレーズ。
先日この言葉を体感できる、まさに『JAZZ』に遭遇した。
大分市内のジャズ喫茶ネイマさんで行われた大野えりさん、板橋文夫さん、米木康志さんのライブに行った。
そこに『JAZZ』があった。
音楽は終わると消えてしまう。
あれは夢だったのか?
あんなに感動し、涙し、狂喜したはずなのに、終わったとたん記憶から消え去った。
あの時間・空間は幻だったんだろうか。
次の朝には日常に。
オーディオの電源を入れ、珈琲を淹れ、CDをプレーヤーに入れて、スタートボタンを押す。
パラゴンが奏でるえりさんの素敵な歌の世界。
板橋さんの新作に心地良くなり、米木さんの素敵なリーダー・アルバムに惚れ惚れと聴き入る。
手元のCDジャケットには、それぞれの方々からいただいたサイン。
そして思い出したのは、ライブ終演後の板橋文夫さんとの会話。
「腰痛、足のしびれ、辛いんだよな〜」
やっぱり現実だったのか。
さて、明日も一日頑張ろっと!
〜音楽は人生を豊かにしてくれる
ジャズ喫茶は人生を変えてくれる〜
音と珈琲 一粒万倍