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玲子のカルペディエム

カンサイのおばちゃん最強説、再確認

2022.05.23 08:03

みんみんを連れて京都へ行って来ました。いろいろ用事がありました。みんみんの白内障が進行する前に、フォトグラファーでボストンテリアのカブさんのパパさんにきちんとした写真を撮ってもらっておこうというのもそのひとつ。

5月22日の日曜日。カブさんちの近くの撮影場所、毘沙門堂に到着し、先にお参りしてカブさん一家を待つことに。


赤い御門横の藤棚の下が涼しかったので、ベンチに腰掛けて気持ちの良い風に吹かれていると、ふたり組のおばちゃん登場。はあ〜暑い暑い、しんどいわあ〜を連発しつつ、斜め前のベンチに腰を下ろされたのでした。

「最近な、テレビ見てるとすぐ寝るねん。楽しみなドラマあんのに」

「誰出てるん?」

「知らんと思うわ。町田啓太いう俳優さんやけど」

「知らんな〜」

さすが売れっ子。町田啓太さんの人気、幅広いな〜と感心しました。

「あとはもう、おんなじようなニュースばっかやろ。ウクライナの戦争やら、あのほら、知床のな。あれ、可哀想になあ」

「あれなあ、ほんま可哀想やで。どうなんやろ、もうちょっとで沈むで〜っていうとき、外に逃げられへんかったんやろか。救命胴衣っての、みんな着てはったんやし」

「船沈むほどの波やで!泳げるわけないやんか」

「せやな〜。冷たいそうやったしな。可哀想やな」

「あんな船、乗らなよかったんや」

ですよね。だけど、運命とは無情で、誰にも先のことはわからないものなんです。

「ロシアもロシアやで」

「ほんま、図々しいたらないわ。鉄砲打って国よこせが通るなら警察いらんわ」

そうか。じゃ警察も守備範囲広げないと、だな。


おばちゃんたちの時事ネタは尽きず、待ち時間も飽きることなく過ごせたのでした。

好きだなあ〜、関西のおばちゃんたちのお話。