『ミュージカル劇団Joy』の願い
2017.12.28 14:40
私たちの劇団は、
『子どもの可能性を信じて応援したい』
と願っています。
子どものときに、大きなステージで演技をしたり、歌ったり、ダンスをするという経験は、とても貴重なものだと思います。
その経験は、子どもたちの自己肯定感の向上、セルフイメージのアップにつながります。
私たちの劇団は、技術的なことはもちろん指導しますが、それ以上に達成感、肯定感ということを大切にします。
それは、
「子どもたちが自分の本当の気持ちを表現して、周りから認められる。」
「できなかったことも、練習するとできるようになるという体験をする。」
「たとえ上手くできなくても、練習に付き合ってくれる先生がいる。」
「 お互いに支え合う、助けてくれる仲間がいる。」
ということです。
以前、不登校だった一人の出演者がいました。
自信がなく、自分を表現するのが苦手で、笑顔も少ない子でした。
練習の中で、少しづつ周りから認めらえること。一緒にやっていく仲間がいることに気づいていったようです。
そして、〈本番の日〉
おもいっきり演技をし、ダンスをしているその姿を見て、とても感動しました。
以前より、普段の生活にも笑顔も増えたように感じました。
私たちのミュージカルは、
派手なステージを作ることよりも、出演者の持っている良さが表れるステージを作りたいと思っています。
練習の一つづつ、出演者・スタッフの背景が、ステージに表れる。
子どもたちに「やらせる」のではなく、
子どもたちの持っている良いものを「引き出す」
ことができれば・・・と願っています。
いつでも「Joy」。
代表 高平佳子